男は女を「学歴」で選んでいる? 縮小する大卒女性と高卒女性の未婚率差
高校進学率上昇で「高卒女子」人気に
【平成12年(昭和25年生まれ)】
女性 男性
生涯未婚率の全体平均 5.8% 12.6%
小・中学校卒 6.4% 21.1%
高等学校卒 4.8% 11.9%
大学・大学院卒 9.0% 7.6%
昭和22~24年のベビーブームに生まれた、いわゆる「団塊世代」に近く、高度成長期に青春を過ごした世代です。女性の小・中学校卒は平均を上回っており、高校卒が最多に。大学卒の未婚率は引き続き高い水準にあります。高校進学率が10年前の5割から7割に上昇、女性の社会進出が進んだことから、急増した「高卒女子」がもてはやされた時代です。男性は引き続き高学歴ほど有利です。
【平成22年(昭和35年生まれ)】
女性 男性
生涯未婚率の全体平均 10.6% 20.1%
小・中学校卒 15.5% 35.2%
高等学校卒 8.6% 20.6%
大学・大学院卒 12.8% 13.8%
さらに10年後、世は高度成長期を終えバブルへ。高学歴・高身長・高収入の、いわゆる「三高」が結婚の条件とされ、学歴による収入格差が顕著になってきますが、生涯未婚率は全体的に上がります。全体平均は男女ともに10%を超え、「結婚は絶対にするもの」という認識から「生涯独身も選択肢」へと変化したのかもしれません。
女性はここでも高校卒が強いのですが、小・中学校卒の未婚率が初めて大学卒を上回りました。小・中学校卒の未婚率は男女とも極めて高くなっていますが、当時の高校進学率が9割超だったことを考えると、小・中学校卒の人には貧困や非行などの問題があったのかもしれません。

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