安易な同意はダメ! 「利用規約」を読まないことによるリスク
同意後に反論するのは難しい
それでは、一度同意してしまうと、どのような内容の規約でも従わなければならないのでしょうか。
「消費者にとって明らかに不利な条項や公序良俗に反する条項の場合、無効とされる場合があります。たとえば、トラブルが起こった場合を想定した条項として『事業者は、本サービスの利用に関して利用者が被った損害又は損失などについては一切の責任を負わないものとする』などがありますが、このような規定は消費者に著しく不利なものとして無効とされる場合があります」
また、1万円の商品の売買契約に関して「購入者都合によるキャンセル料として100万円を請求する」など、不当に高い賠償額を定めている条項なども、同意が無効となる可能性が高いそうです。
とはいえ「これらは明らかに悪質なケース。一般的な利用規約が、所定の形式を整えて表示されていた場合、読まずに同意した後で『そんな契約はしていない』と反論するのは難しいでしょう。自分の身を守るために利用規約にはきちんと目を通すべきです」。
また、利用規約は「理由の如何を問わず本規約をいつでも任意に変更することができる」などの規定が入っているのが一般的で、このような場合、いつの間にか規約が変更され、今までできたことが急にできなくなることも。つまり、一度同意した利用規約の「変更」にも要注意なのです。
「利用規約の中でとりわけ、代金とサービス内容、解約の手続きは重要です。全体を細かく読むことは難しいですが、ピンポイントで読み込むべきところでしょう」

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