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あなたの老後は大丈夫? 基礎から学べる「年金制度」

厚生年金基金

・厚生年金基金の加入者

 厚生年金基金は、国の厚生年金保険業務の一部を代行し、通常の老齢厚生年金より手厚い給付を行う企業年金です。厚生年金基金は、勤務する会社に厚生年金基金がある人のみ加入できます。
※厚生年金基金は改正法の成立(平成25年6月)により、段階的に縮小・廃止されることが決まっています

・厚生年金基金がある場合の給付

 厚生年金基金に加入している人も、加入していない人も、保険料(基金の加入者は保険料と掛金の合計)は同額ですが、給付は加入者の方が多くなります。厚生年金基金は、会社にとっては社員の福利厚生や節税などのメリットがありますが、設立するには一定の要件が必要です。

【厚生年金基金がある場合とない場合の違い】

厚生年金基金に加入していない人(左)と加入している人(右)の違い

・厚生年金基金加入者の保険料

 厚生年金基金の加入者は、厚生年金保険料と厚生年金基金の掛金を同時に負担します。ただし、その額が、基金に加入していない人より多くなることは原則、ありません。保険料と掛金は、会社と加入者が折半します。

【厚生年金基金加入者の保険料】

厚生年金基金加入者の保険料=国に納める厚生年金保険料+基金に納める掛金

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福島紀夫(ふくしま・のりお)

社会保険労務士法人相事務所代表社員

特定社会保険労務士・経営学修士。大学卒業後、1988年から医薬品商社にて病院、クリニックの営業に12年間従事し2000年に現職に転職。2013年、明治大学大学院経営学研究科修了。組織やリーダーシップ理論等を学び、修士論文は「看護師長のリーダーシップが看護師定着に与える影響に関する考察」。「生産性の上がる組織を作るためには経営者の意識改革も必要」が持論。一般企業や医療機関の経営者目線に立ったアドバイスを行っている。

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