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暴言、過剰な倹約…お見合いで交際した相手に愛想を尽かされた、男たちの“言葉”

日頃の発言には、無意識のうちに人間性が表れてしまうもの。「婚活がうまくいかない」という男性は一度、自分の発言を見直してみる必要があるかもしれません。

日頃の発言から人間性が透けて見える?
日頃の発言から人間性が透けて見える?

 言葉は「言霊」。日頃からどんな発言をしているかで、その人の人間性が透けて見えてきます。「どうして自分は婚活がうまくいかないんだ」と思っている人たちは、お見合いをしたり、その後、お付き合いに入ったりしたときに、自分が日頃どんな話題を出して、どんな発言をしているか、見直してみてくださいね。

 今回は、男性の発言がどうも受け入れられず、「交際終了」になった事例をご紹介します。

赤の他人への暴言が止まらない男性

 会員の吉田亜由美さん(32歳、仮名)は、有森義孝さん(35歳、仮名)とお見合い後に、お付き合いに入って2カ月がたちました。先日、亜由美さんが「面談をお願いします」と事務所にやって来ました。

「有森さんとは、交際終了でお願いします。大手企業にお勤めだし、年収もいいし、安定もしている。うまく進められればいいなと思って、お相手のいいところを見るように努力したつもりです。でも、デートをしているときの彼の発言がどうしても受け入れられません」

 どんな発言かというと、見知らぬ人たちに聞こえるか聞こえないかの小声で暴言を吐くというのです。

 デートでお台場海浜公園に行ったときのこと。日曜日なので、浜辺には多くの人たちが遊びに来ていました。

 日焼けをしたくないのか、帽子を深々とかぶり、長袖にロングパンツを履いた中年女性が目の前を通り過ぎたときのことでした。

「うわっ、こんなに暑い日に肌を全部隠して。日焼けしたくないなら、ここに来るなっての!」

 また、走っていた子どもが、手に持っていたソフトクリームのアイスの部分を全て砂浜に落としてしまったのを目撃したときでした。

「あははははっ、アホ丸出し」

 別の日のデートで、人気のパンケーキ屋さんに行ったときのことです。オープン時間前に行くと、既に数人が並んでいましたが、亜由美さんたちは、オープンとともにスムーズに店に入ることができました。食べ終えて店を出ると、既に長蛇の列。その列の横を通り過ぎながら有森さんが言いました。

「今頃来るから、こんなに並ぶんだよ。バカ、バカ、バーカ」

 亜由美さんは、私に言いました。

「私に対してはこんなひどいことを言わないけれど、それは出会ったばかりで緊張や遠慮があるからだと思うんです。お付き合いが長くなったら、私に対しても小馬鹿にするようなことを言ったり、暴言を吐いたりするんじゃないかって」

 赤の他人を批判したり、ばかにしたりする発言をする人の多くは、相手には聞こえないように言っています。SNSのコメントに誹謗(ひぼう)中傷を書き込みする人も、大抵は「名無し」さんで、自分が特定されることはないと思っています。こうした人たちは、暴言を吐くことで鬱憤(うっぷん)を晴らしたいのでしょう。また、自分に自信がないから、相手を落とすことで優位に立ちたいのでしょう。

 ただ、暴言というのは、自分に向けて言われたものではなくても、そばで聞くと良い気持ちはしません。こんな男性と結婚後に一つ屋根の下で暮らしたら、楽しい結婚生活は望めないでしょう。

 この面談の後、有森さんの相談室に「交際終了」のご連絡を入れました。

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鎌田れい(かまた・れい)

仲人・ライター

雑誌や書籍のライターとして活動。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も手がけてきた。あるカリスマ仲人を取材したことをきっかけに「ご縁を結ぶ仕事」に興味を持ち、現在は結婚ナビゲーターとしても活動中。婚活のためのレクチャーやイベントも多数開催する。プライベートでは、婚活パーティーで知り合った夫と結婚し、双子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。「最短結婚ナビ公式サイト」(http://www.saitankekkon.jp)。

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