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暴言、過剰な倹約…お見合いで交際した相手に愛想を尽かされた、男たちの“言葉”

常にコスパを気にする男性

 須藤陽子さん(38歳、仮名)は、嶋内洋輔さん(38歳、仮名)と、結婚を前提にした真剣交際に入っていました。

 結婚相談所のお付き合いには、「仮交際」「真剣交際」の2つの区分があります。仮交際は、お相手の人柄を知る期間です。それを経て、「この人となら結婚に進める」と思ったら、結婚を前提にした真剣交際に入るのです。

 陽子さんは、言いました。

「真剣交際に入って、より距離が近くなったら、なんだか嶋内さんの違う面が見えてきました。すごくお金に細かいんです。何をするにも費用対効果を考えて、絶対に損をしないお金の使い方をするんですよ」

 あるとき、お昼を食べにファミリーレストランに行きました。ランチタイムメニューになっていて、スープ・サラダ・メインディッシュ・ドリンクバーがセット価格になっていました。

 メニューをじっと見ていた嶋内さんが言いました。

「ランチのセットメニューだと、1380円か。ハンバーグとドリンクバーを単品で頼むと、2つで1290円。ならば、1380円でスープとサラダをつけた方が得だな」

 コスパの計算をしたというのです。さらに、こんなことを言いました。

「こういうところで雑炊なんか頼んだら、コスパが悪いよね。雑炊って、そもそも米が水分を吸ってかさ増しされているし、具材も値の張るものは入っていない。パスタもそうだけど、原材料が安いのにいい値段を付けているものは、外食で食べたら損をするね」

 陽子さんは、私に言いました。

「私は、そのとき食べたいものをおいしく、楽しく食べたらいいと思うんですよ。こんな男性と結婚したら、私が作る料理もコスパを計算されそうです」

 さらに、お財布がいつもクーポン券や割引券でパンパン。街中で配っているティッシュペーパーを必ずもらう姿にも、ドン引きするものを感じたとか。

 嶋内さんの考え方は、とても合理的です。無駄なお金を使いたくない、コスパを考えて損をしたくないというのは、悪いことではないでしょう。こういうタイプの男性は、節約や倹約をゲーム感覚で楽しんでいるのだと思います。

 しかし、その感覚に賛同できない陽子さんのような女性もいます。

「似た者夫婦」という言葉がありますが、このタイプの男性は、節約や倹約を楽しめる女性と結婚した方が幸せになれますね。

 このカップルも、交際終了となりました。

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鎌田れい(かまた・れい)

仲人・ライター

雑誌や書籍のライターとして活動。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も手がけてきた。あるカリスマ仲人を取材したことをきっかけに「ご縁を結ぶ仕事」に興味を持ち、現在は結婚ナビゲーターとしても活動中。婚活のためのレクチャーやイベントも多数開催する。プライベートでは、婚活パーティーで知り合った夫と結婚し、双子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。「最短結婚ナビ公式サイト」(http://www.saitankekkon.jp)、YouTube「仲人はミタ チャンネル」(https://www.youtube.com/channel/UCObGYwIfj_oY-cm9LlnFmdA)。

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