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【1月16日のマーケット】日経平均反落1万9095円24銭、ハードブレグジット懸念再燃で

週明け1月16日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末比192円04銭安の1万9095円24銭で取引を終えました。

日経平均は反落し1万9095円24銭で取引を終えた

 週明け1月16日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末比192円04銭安の1万9095円24銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの西田明弘チーフエコノミストによると、欧州連合(EU)離脱をめぐる英国の「ハードブレグジット」懸念が再燃したことを背景に、外国為替市場でドル/円が一時1ドル=113円台まで下落したことが嫌気されました。

 日経平均の下げ幅は一時、前週末終値比200円を超え、今年最安値の1万9061円27銭まで下落する場面もありました。

 東証1部33業種中、空運の1業種のみ上昇、一方、鉄鋼、海運など32業種は下落しました。個別銘柄では、宇部興産、SUMCOが買われ、新日鉄住金、ユニチカは売られました。

 TOPIX(東証株価指数)は前週末比14.25ポイント安の1530.64。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=113円90銭台で推移しています。

(オトナンサー編集部)

西田明弘(にしだ・あきひろ)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部チーフエコノミスト

1984年日興リサーチセンター入社。米ブルッキングス研究所客員研究員などを経て、三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社。チーフエコノミスト、シニア債券ストラテジストとして高い評価を得る。2012年9月マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。現在、M2Jのウェブサイトで「市場調査部レポート」「市場調査部エクスプレス」「今月の特集」など多数のレポートを配信するほか、テレビ・雑誌などさまざまなメディアに出演し活躍中。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。

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