明日から仕事…お盆明けの「激しい憂鬱」どう防ぐ? メンタル不調を乗り越える3つの改善策【専門家解説】
お盆休み明けを乗り切るための対策について、専門家に聞きました。

お盆休みも最終日を迎え、「明日からの仕事のことを考えると胃が痛い」「仕事に行きたくない」など、激しい憂鬱(ゆううつ)に襲われている人は多いのではないでしょうか。
休みから仕事への切り替え時に起きやすい“お盆明けのメンタル不調”ですが、憂鬱な状態を和らげ、休み明けを乗り切るための3つの改善策について、脳科学や大脳生理学をベースに、プロ野球選手のようなアスリートやビジネスパーソンにメンタルトレーニングを行う脳レボ(神戸市)代表の川谷潤太さんが解説します。
連休最終日に「憂鬱」がピークに達する理由
長期連休中は、普段の仕事モードから解放され、心身ともにリラックスした状態、あるいは夜更かしなどで生活リズムが崩れた状態になります。そこから一気に「明日は朝から仕事」という現実に戻ろうとすると、脳と体が強いギャップ(ストレス)を感じます。
「また忙しい毎日が始まる」「たまったメールの処理や業務をこなせるだろうか」といった不安やプレッシャーが、休みの終わりに近づくにつれて一気に膨れ上がり、激しい憂鬱感や気分の落ち込みを引き起こすのです。
こうした連休明けの憂鬱は、特別な人だけに起きるものではなく、多くの人が経験するごく自然な反応です。まずは「自分だけが甘えているわけではない」と受け止めることが大切です。
明日からの仕事が楽になる…憂鬱を和らげる「3つのヒント」
お盆明けのメンタル不調を未然に防ぎ、週明けをスムーズに迎えるためのポイントは以下の3つです。
(1)初日から「100点」を目指さない
休み明けの初日からフルパワーで動こうとすると、心身にかかる負荷が大きくなりすぎてしまいます。「初日はリハビリ」「出社して席に座っただけで100点」と割り切り、ハードルを極限まで下げておきましょう。未処理のタスクも「今日中にすべて終わらせる」のではなく、優先順位が高いものだけにとどめるのがコツです。
(2)生活リズムを「光と食事」で整える
連休中に就寝・起床時間がずれてしまった人は、今夜から少しずつ元に戻しましょう。明日の朝は起きたらすぐに太陽の光を浴びて、体内時計をリセットします。また、朝食をしっかり摂ることで消化器官が動き出し、自律神経の切り替えがスムーズになります。
(3)「小さな楽しみ」を予定に入れておく
「仕事に行くこと」だけを考えると気が重くなりますが、退社後や週の途中に楽しみを作っておくのも効果的です。「仕事帰りに好きなスイーツを買う」「週末においしいものを食べに行く」など、自分へのごほうびを用意しておくことで、意識を前向きに散らすことができます。
無理は禁物…どうしても辛いときは自分をいたわる選択を
お盆明けの数日間は、誰しも心や体が重く感じられるものです。無理にポジティブになろうとせず、「今週は省エネモードで過ごそう」と自分のペースを守ることを意識してみてください。
万が一、激しい不安感や、不眠・強い吐き気などの身体的な不調が長引く場合は、無理をせず身近な人や専門機関に相談することも大切です。まずは今夜、自分をしっかりいたわりましょう。例えば、温かいお風呂に入る、温かい飲み物を飲むなど、リラックスした時間を過ごすことから始めてみてはいかがでしょうか。
(脳レボ代表 川谷潤太)











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