「モンスターペアレント」と「熱心な親」…両者の分かれ目はどこにある? 「理不尽な要求ばかりの親」にならないために大切なこと
損をするのは子ども自身
同じことを伝えるにしても、言い方一つで印象や受け止め方は大きく変わります。
例えば、「先生が厳しすぎる」と言うのではなく「先生に叱られたようですが、どんな様子だったのか教えていただけますか?」、「弁償してください」と迫るのではなく「祖母に買ってもらった大切なコートなんです。探していただけますか?」。こうした伝え方の工夫が、保護者の印象を大きく変えるのです。
一方で、「子どもの言葉をどう扱うか」も大切です。子どもは事実を誇張したり、想像と現実を混同して話したりすることがあります。だからこそ、「(わが子が)◯◯と言っているのですが、何かありましたか?」と、まず確認することが大切です。いきなり行政や第三者に訴えると、事実と異なっていた場合には恥ずかしい思いをします。
親も先生も、「子どものために」という思いは同じです。理不尽な要求を繰り返せば「モンペ」と見なされ、結果的に損をするのは子ども自身。大切なのは「言わないこと」ではなく「どう伝えるか」です。相手の立場を尊重しながら、賢くコミュニケーションを取ることが必要ですね。
(子育て本著者・講演家 立石美津子)








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