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【7月13日のマーケット】日経平均続伸1万6231円、経済対策と追加緩和に期待感

7月13日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比135円78銭高の1万6231円43銭で取引を終えました。

安倍政権の経済対策や日銀の追加緩和に対する期待が高まった

 7月13日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比135円78銭高の1万6231円43銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの西田明弘チーフエコノミストによると、東京株式市場のテーマはこの日も、安倍晋三政権の経済対策や日銀の追加金融緩和。政府発行の国債を日銀が買い取って資金供給する、いわゆる「ヘリコプターマネー」への期待も出てきたといいます。

 ただし、日経平均はきのう7月12日までの2日間で1000円近く上昇しており「さすがにやや息切れ」(西田さん)。一時は前日比350円近く上昇する場面もあったそうですが、終値は結局、前日比135円高の1万6231円でした。

 東証1部33業種中、銀行業、鉱業など25業種が上昇、一方、その他製品、陸運業など8業種は下落しました。個別銘柄では、日本板硝子、スズキが買われ、シャープ、ヤマトHDは売られました。

 TOPIX(東証株価指数)は前日比14.53ポイント高の1300.26。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=104円30銭台で推移しています。

日本版ヘリコプターマネーへの期待?…「失望に変わるかも」

 政府の経済対策は月内をメドに策定、また、7月28~29日には日銀の金融政策決定会合が開かれることから、西田さんは「当面は日本の財政・金融政策が相場材料になりそう」と指摘。ただし、ヘリコプターマネーも含めて市場の期待が高まっていることから、「期待が失望に変わる局面も出てくるかもしれません」(西田さん)。

 一方で、米ダウ工業株30種平均が過去最高を更新しているのに比べると、日本株の“出遅れ感”も目立つことから、西田さんは「今後、円高が顕著に進まない限りは、日本株だけが大きく値を崩すことも想定しにくいかもしれません」と話しています。

(オトナンサー編集部)

西田明弘(にしだ・あきひろ)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部チーフエコノミスト

1984年日興リサーチセンター入社。米ブルッキングス研究所客員研究員などを経て、三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社。チーフエコノミスト、シニア債券ストラテジストとして高い評価を得る。2012年9月マネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。市場調査部チーフアナリストに就任。現在、M2Jのウェブサイトで「市場調査部レポート」「市場調査部エクスプレス」「今月の特集」など多数のレポートを配信するほか、テレビ・雑誌などさまざまなメディアに出演し活躍中。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp)。