サイトで知り合った男の子どもを妊娠した36歳女性、男が妻子持ちで慰謝料の恐怖(上)
「奥さんから慰謝料を請求されるのでは…」
「でも、私だって一人の女性ですよ。できることなら彼と結婚し、家庭を持ち、幸せになりたいです。奥さんよりも私の方が彼を幸せにしてあげられるじゃないかって」
「(妻と)離婚して君と一緒に暮らそう。君には迷惑をかけないよ」
里佳子さんは彼の甘い言葉を真に受け、子どもが産まれるまでの間に妻との離婚が成立して自分と結婚し、夫婦として子どもを育てることができると信じ込んでいたのです。
「子どもに罪はないから」
「彼も被害者でしょ」
「奥さんも自業自得でしょ」
そんなふうにきれい事を並べたところで不倫は不倫です。夫(彼)の都合で離婚を切り出し、妻子の人生を狂わせるのだから、離婚の代償として夫が妻へ慰謝料を支払うのは当然ですが、一方で、里佳子さんはどうでしょうか。里佳子さんの存在を隠し通そうとしてくれればよいですが、彼は既成事実(里佳子さんと子どもの存在)を突きつけた方が観念しやすいと考えている節があります。
「『一緒になりたい人がいるから別れてほしいんだ。もう子どももいるんだ』と彼がありのままを話したら、どうなるんでしょうか。私は奥さんから慰謝料を請求されるんでしょうか」
里佳子さんは、心配そうな表情で打ち明けてくれましたが、今回の場合、妊娠の事実=不貞行為の証拠なので今さら「食事だけ」「一線は越えていない」「ラブホの部屋でも盗撮したの?」などとシラを切るのは難しい状況です。結局のところ、彼に妻子がいることを知ってもなお、彼との関係を続けたのだから、里佳子さんは覚悟していたはず。「慰謝料を請求されたら払わなければいけない」と。
しかし、里佳子さんの体はもう自分だけのものではありません。妻に慰謝料を渡すくらいなら、わが子の子育てに回したい。だからこそ慰謝料を払わずに済む方法を私に尋ねてきたのです。彼が妻に対して里佳子さんの素性(名前、住所など)を白状するのは時間の問題ですが、どうしたらよいのでしょうか。
(露木行政書士事務所代表 露木幸彦)


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