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【4月11日のマーケット】ドル続落で1ドル=107円64銭、日経平均は一時1万5600円割れ

4月11日の東京外国為替市場では、ドル/円が一時1ドル=107円64銭となり、7日に記録した約1年5カ月ぶりの安値を更新しました。

東京外国為替市場ではドル/円が一時1ドル=107円64銭をつけた

 4月11日の東京外国為替市場では、ドル/円が一時1ドル=107円64銭となり、7日に記録した約1年5カ月ぶりの安値を更新しました。

 この日の日経平均株価は一時1万5525円まで下げ、先週末に続き1万5600円を割り込む場面が見られました。終値は前週末比70円39銭安の1万5751円13銭でした。

 日経平均の下げは、円高・ドル安傾向を嫌気して輸出関連株が売られたことが要因。また、銀行・証券などの金融株も安く、時価総額ベースの東証株価指数(TOPIX)を押し下げました。

 一方、東証マザーズ、日経ジャスダックなどの新興市場指数は強含みで推移しており、根強い物色の一端もうかがえました。

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山岸永幸(やまぎし・ながゆき)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部シニアアナリスト

1986年、ユニバーサル証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社後、株式ストラテジスト、アナリスト、チャーチスト、先物トレーダーなど株式業務全般に携わる。1987年に出向先の大和証券で「一目均衡表」に出会って以降、28年間にわたり、均衡表と実践的な活用法を探究。2012年春マネースクウェア・ジャパン(M2J)に入社。セミナー講師として多数の顧客にノウハウを伝えるとともに多数のレポートを配信。また、さまざまなメディアに出演し活躍中。株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)(http://www.m2j.co.jp/)。

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