憂鬱、絶望、悲哀、慟哭…人は誰もが「うつ」を抱えて生きている!
文豪も普通の人間である
人生を生きていくにあたって、あるいは残念な人生を楽しむ際に、文豪たちのこうした言葉がそっと寄り添い、慈しんでくれるだろうと編者は残しています。名だたる文豪たちも私たちと同じ人間であり、悩み苦しみながら、人生を生きてきたことが理解できます。文豪があなたの心に寄り添い、慰めてくれるかもしれません。
本書では、太宰治以上に猟奇的な心中を遂げた有島武郎や、めいとの近親相姦(そうかん)を描いた自伝小説「新生」の島崎藤村ら、あまり類書には出てこない文豪も取り上げられています。憂鬱、絶望、厭世(えんせい)、狂気に満ちた本書を読めば、文豪がますます好きになることは間違いありません。一味違った名言本の良さを体感してみたいとは思いませんか。
(コラムニスト、著述家 尾藤克之)

コメント