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生徒着用の学校も 「フェースシールド」って本当に必要? 熱中症リスクは?

文部科学省の見解は?

 続いて、文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課の担当者に聞きました。

Q.フェースシールドを生徒に着用させる学校もありますが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ上で本当に必要なのでしょうか。

担当者「フェースシールドは国内の学校の、すべての児童、生徒に必要な物ではないと捉えています。飛沫感染は、マスクを着用するだけでも十分防げると考えるためです。

学校内での感染予防対策はマスク着用のほか、手洗いや校内の換気、消毒など、文科省が公表した『学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル』にまとめてあります。まずは、各学校がこのマニュアルの内容を理解し、取り組みを徹底することが大切です。その上で、地域の状況に応じてフェースシールドが必要だと判断すれば使っても構いません」

Q.フェースシールドについては、熱中症のリスクも指摘されています。今後、フェースシールドの適切な使い方について公表する予定はあるのでしょうか。

担当者「フェースシールドはすべての学校に必要であるとは考えていないため、使い方について、こちらから公表する予定はありません。フェースシールドを使う際はマスクと同様、熱中症が発生する可能性が高いと判断した場合は外させるなど、児童、生徒の安全対策を最優先にしてほしいと考えています」

(オトナンサー編集部)

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森まどか(もり・まどか)

医療ジャーナリスト、キャスター

幼少の頃より、医院を開業する父や祖父を通して「地域に暮らす人たちのための医療」を身近に感じながら育つ。医療職には進まず、学習院大学法学部政治学科を卒業。2000年より、医療・健康・介護を専門とする放送局のキャスターとして、現場取材、医師、コメディカル、厚生労働省担当官との対談など数多くの医療番組に出演。医療コンテンツの企画・プロデュース、シンポジウムのコーディネーターなど幅広く活動している。自身が症例数の少ない病気で手術、長期入院をした経験から、「患者の視点」を大切に医師と患者の懸け橋となるような医療情報の発信を目指している。日本医学ジャーナリスト協会正会員、ピンクリボンアドバイザー。

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