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僕の給料では無理 外食で2万円払い続けた42歳男性、健康マニアの女性と別れ

結婚をするにあたって、パートナーとの「お金」に対する考え方の一致がいかに大切か、3人のケースをもとに考えます。

「お金」に対する考え方が違うと…
「お金」に対する考え方が違うと…

 お金に対する考え方が違っていたために、結婚に向けてお付き合いしていたカップルが交際を終了してしまうケースが、とても多いのです。

 お金の使い方には、その人の人間性が透けて見えます。

一円でも損をしたくない

 堀田陽子さん(31歳、仮名)は、4つ上の吉高正雄さん(仮名)と交際して3カ月がたちました。結婚相談所には「3カ月ルール」というものがあり、そこを一区切りにして、結婚に向かえるかどうかの意思確認をするのが通例です。

 お互いが住んでいる地元でもデートをするようになっていたので、「これはプロポーズも近い」と私は踏んでいました。

 ところが、陽子さんから「よくよく考えたのですが、正雄さんとは交際終了にしてください」という連絡が入りました。驚いて理由を尋ねると、「会話の中にお金の話が多く、いつもコスパを考えていて、一円でも損をしたくないと思って生活している。そこが気になりだしたら、一緒にいることにストレスを感じるようになりました」と言うのです。

 先日もこんなことがあったようです。

 ファミリーレストランに行ったときのこと。ランチタイムだったので、陽子さんはランチメニューからパスタを選び、ドリンクバーをつけました。正雄さんは、デミグラスソースのハンバーグとドリンクバーのセットを注文しました。

 飲み物を取りに行き、白湯(さゆ)をカップに入れて陽子さんが席に戻ってくると、既に野菜ジュースを飲んでいた正雄さんが言いました。

「それ、何?」

「白湯だけど」

「えっ? ただのお湯ってこと? 同じお金を払っているのに、なんでお湯を飲むの? もったいないじゃない」

 さらに、料理が運ばれてくると、こんなことを言いました。

「ランチメニューで値段が同じときは、パスタを頼むのは損だよ。パスタって、原価が200円くらいでしょ。こういうときは、ハンバーグとか原価の高い肉を頼んだ方がいいんだよ」

 陽子さんは私に言いました。

「私は、食事の前に白湯を飲む習慣があるんです。おなかの中を温めてから食べた方が、消化がよいような気がするので。それに、原価が安い高いよりも、その日は私、パスタが食べたかったんですよ!」

 さらに、ハンバーグの原価の話から、こんな話につながったとか。

「肉は肉でも、鶏肉は安い。だから唐揚げを頼むのは損。あ、だけど、会社で接待をするときは鳥料理の店に行くね。そうすると会計も安く抑えられるから」

 こんな正雄さんですから、デート代もきっちり割り勘。

「私も働いているので、割り勘でいいんです。ただ、先日のファミレスでは『私が自分で払うのだから、好きなものを食べて、飲みたいものを飲むのは私の自由!』と心の中で思ってしまいました」

 お付き合いが始まった当初は、「お金にルーズな浪費家よりも堅実でいい」と自分に言い聞かせてきましたが、時間を重ねていくうちに、口を開けばお金の話をする正雄さんに魅力を感じなくなりました。

 結局この2人は、交際終了となりました。

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鎌田れい(かまた・れい)

仲人・ライター

雑誌や書籍のライターとして活動。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も手がけてきた。あるカリスマ仲人を取材したことをきっかけに「ご縁を結ぶ仕事」に興味を持ち、現在は結婚ナビゲーターとしても活動中。婚活のためのレクチャーやイベントも多数開催する。プライベートでは、婚活パーティーで知り合った夫と結婚し、双子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。「最短結婚ナビ公式サイト」(http://www.saitankekkon.jp)。

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