いじめになるケースも…「ママ友」同士のトラブルはなぜ起こる? 良好な関係築くには?
「客観性」と「中立性」を保つ
子どもと母親、双方にとって良好な「ママ友との関係」には、「客観性」と「中立性」が不可欠です。
例えば、「うちの子がお宅の○○君に殴られた」との連絡が入ったとき、事実関係を確認しないまま、その場ですぐに謝るのはNGです。まずは「息子に確認します」と伝え、実際に子どもと話してください。同様に学校にも確認し、状況を正しく理解・把握してから行動に移しましょう。決して感情的にならず、客観的な立場を忘れないことが重要です。
そして、子どもの人間関係に親が立ち入らないことです。「あの子とは仲良くしたらだめ」と言ってはいけません。親の都合で子どもの人間関係を壊してはいけないのです。
現代は、何かを、誰かを「攻撃したい」という思いがまん延しています。誰もがスマホやSNS、メッセージアプリを使う現代において、文字で感情的に表現をする「静かに激しい人」が増えているのではないでしょうか。ママ友間でトラブルが発生しても、そのときの感情一つで子どもを巻き込むことは許されません。スマホやメッセージアプリ全盛期の現代だからこそ、親には、適切なタイミングでブレーキをかけることができる冷静さが求められていると思うのです。
(文/構成・オトナンサー編集部)
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