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【マーケット展望】米大統領選はクリントン氏優勢も…接戦州でトランプ氏勝利なら「要注意」

11月8日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比5円83銭安の1万7171円38銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

この日の日経平均は反落し1万7171円38銭で取引を終えた

 11月8日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比5円83銭安の1万7171円38銭で取引を終えました。

 今後の展開はどうでしょうか。

 マネースクウェア・ジャパンの津田隆光チーフアナリストは、日本時間8日午後8時から投票がスタートする米大統領選に着目。日本時間9日午前9時ごろから出口調査結果が順次、明らかになり、同日午後1時ごろに当確が速報される見込みです。

 各種世論調査では、私的メール問題が米連邦捜査局(FBI)により不問に付された民主党クリントン候補がおおむね優勢。ただ接戦州とされるフロリダやニューハンプシャー、ノースカロライナ、ネバダの各州のうち、クリントン氏優勢はニューハンプシャーのみ、との情報もあるといい、予断を許さない状況のようです。

 津田さんは「クリントン氏優勢が大方の予想ですが、接戦州で『トランプ氏勝利』とのヘッドラインが流れればマーケットが急変動する可能性があり、大いに注意が必要です」と話しています。

(オトナンサー編集部)

津田隆光(つだ・たかみつ)

株式会社マネースクウェア・ジャパン(M2J)市場調査部チーフアナリスト

日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA)。主に国際商品市況のマーケット業務に従事し、2008年1月にマネースクウェア・ジャパン(M2J)入社。シニアテクニカルアナリストとして、独自のアレンジを取り入れた各種テクニカル分析レポートを執筆するほか、セミナー講師やラジオ番組コメンテーターなどを務める。2016年4月にM2J市場調査部チーフアナリスト就任。

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