【11月1日のマーケット】日経平均反発1万7442円40銭、日銀ETF買い入れ期待が背景に
11月1日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比17円38銭高の1万7442円40銭で取引を終えました。
11月1日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比17円38銭高の1万7442円40銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、日経平均は午前中に一時、前日終値比85円38銭安の1万7339円64銭まで下落。米国株、米原油先物が前日10月31日に下落したことや、米大統領選をめぐる不透明感が下押し圧力になりました。
その後は、中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことで下げ幅を縮小。東証の昼休み時間帯に、日銀が金融政策の現状維持を決定したことや、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ期待を背景に、結局前日終値比プラス圏で取引を終えました。
東証1部33業種中、電気・ガス、空運など19業種が上昇、一方、海運、石油・石炭製品など14業種は下落しました。個別銘柄では、住友重機械工業、東京電力が買われ、明電舎、パナソニックは売られました。
TOPIX(東証株価指数)は前日比0.17ポイント高の1393.19。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=104円80銭台で推移しています。
(オトナンサー編集部)
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