【マーケット展望】FOMC議事録が13日未明に公表、年内利上げを探る「重要な手掛かり」に
10月12日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比184円76銭安の1万6840円00銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。
10月12日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比184円76銭安の1万6840円00銭で取引を終えました。
今後の展開はどうでしょうか。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストは、日本時間13日午前3時公表の、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(9月20~21日開催分)に注目します。
八代さんによると、議事録は米連邦準備制度理事会(FRB)が年内利上げに踏み切るかどうかを探る上で「重要な手掛かり」になる可能性があるとのこと。
市場の金融政策見通しを反映するフェデラルファンド(FF)金利先物は11日時点で、67.6%の利上げ確率を織り込んでいますが、「議事録を受けて利上げ観測が変化すれば、ドル/円や米国株が反応するかもしれません」(八代さん)。
また、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど一部非加盟国がきょう12日、トルコのイスタンブールで生産調整に関する非公式会合を開催予定です。
八代さんは「原油生産に関する新たなニュースが出てくれば、米原油先物が反応する可能性があります。これらの材料があす13日の日経平均に影響を与えるかもしれません」と分析しています。
(オトナンサー編集部)
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