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安さで選ぶとカビ&菌が部屋中に…加湿器で「スチーム式」「ハイブリッド式」を選ぶべき明確な理由【家電アドバイザーに聞く】

加湿器の上手な選び方について、家電アドバイザーに聞きました。

加湿器を選ぶコツは?(画像はイメージ)
加湿器を選ぶコツは?(画像はイメージ)

 朝晩に空気が乾燥するようになり、加湿器の購入や使用を検討している人は多いのではないでしょうか。SNS上では「朝喉痛いから加湿器を買った」「最近寝起きに乾燥を感じることが増えた。加湿器つけて寝よう」などの声が上がっています。

 部屋の空気に潤いを与えてくれる加湿器ですが、ネット上では安価な超音波式の製品より多少高価でも他の方式の製品を選んだ方がよいという情報があります。そこで、加湿器を選ぶ際のコツや使用時の注意点について、家電アドバイザーのパルテノさんに聞きました。

超音波式を使用する際の注意点

Q.超音波式の加湿器を使用する際の注意点やデメリットを教えてください。

パルテノさん「注意すべき点は衛生面になるかと思います。超音波式は、水を細かな霧にして放出する仕組みなので、内部が汚れていると、水に含まれる雑菌もそのまま放出することになりかねません。毎日水を替えて、容器をしっかり洗うことが大切になります。

ただ、ここでも問題があります。超音波式は内部構造が複雑なので、お手入れが大変な傾向にあります。雑菌によっては重度の肺炎(加湿器肺炎)を発症してしまうケースも見られるため、購入前によく調べることをおすすめします。

また加湿器にはある程度温度を下げる効果もありますが、スチーム式以外はあまり大きな差はないと考えてよいのではないでしょうか」

「スチーム式」と「ハイブリッド式」の違い

Q.加熱式(スチーム式)やハイブリッド式の加湿器を選ぶ際、電気代やお手入れの難易度、雑菌(カビ)防止の観点で最もバランスに優れた方式を教えてください。

パルテノさん「お手入れのしやすさを重視する場合は、広口でフィルターのないスチーム式がおすすめです。こちらは主にお湯を沸かして加湿する仕組みになっており、構造がシンプルな製品が多いです。ただ電気代が月に約3000~4000円とやや高めです。また、うっかりするとやけどをする危険性もあります。

電気代を抑えつつ、お手入れも楽となると、気化式か温風気化式と呼ばれるハイブリッド式のものが良いと思います。気化式は加湿フィルターが水を吸って風を当てて加湿する方式になりますが、ハイブリッド式はさらに温風を当てることができます。加湿もしっかりできて、電気代も月に1500円前後に抑えられるので最もバランスが良いかもしれません」

加湿器の正しい設置場所

Q.加湿器を部屋に置く際、「効果を最大限に発揮し、結露やカビの発生を防ぐ『正しい設置場所・NGな置き場所』」を教えてください。

パルテノさん「設置場所は部屋の中央寄りで、吹き出し口に障害物がない場所がベストです。部屋の中央に置けなくても、湿った空気が広がるスペースを確保できる位置であればOKです。

一方で避けるべき場所は窓やカーテンのすぐそば、そしてテレビやパソコンなど電子機器の近くですね。あとはエアコンの風が直接当たるような場所でしょうか。本体の湿度センサーに霧が当たってしまう位置だと、湿度の自動調節がうまく働かないケースがあるので注意しましょう」

* * *

 お手入れのしやすさや衛生面、電気代のバランスを重視する場合、スチーム式やハイブリッド式がおすすめとのことです。加湿器を購入する場合は加湿以外に何を重視するかを考える必要がありそうです。

(オトナンサー編集部)

【画像】「えっ…!?」 これが「加湿器」を置いてはいけない“場所”です!

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パルテノ

家電アドバイザー

大手家電量販店で、テレビ・冷蔵庫・洗濯機など幅広い家電の接客・販売に携わり、新生活などに伴う家電一式のまとめ買い提案も担当。現在はココナラで家電の購入相談に対応している。用途や予算、使用環境を踏まえて複数メーカーの製品を比較し、一人ひとりに合った製品を提案。機能や価格の違いだけでなく、「なぜその製品が合うのか」までわかりやすく伝えることを大切にしている。候補となる機種の選定や製品ごとの違いを整理し、納得できる家電選びをサポートしている。

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