口臭で「スメハラ」リスク増 “臭い”の正体&対策を歯科医師が解説
舌の汚れを落とすと食べ物をおいしく感じるように
Q.口臭対策として舌の表面の汚れを落とすと、飲食物の摂取の際にどのようなメリットがあるのでしょうか。
宮本さん「まず、食べ物をおいしく食べられるようになります。舌の表面には味蕾(みらい)という細胞があり、ここで甘みや塩味、酸味、苦みという4つの基本味覚のほか、うま味や脂肪味を感じ取っています。味蕾はいわば食べ物の味を感じるセンサーというわけです。
先述のように、口臭を防ぐ一番の対処法は舌の表面の汚れを落とすことです。口臭がある状態の表面が汚れた舌は、食べ物の味がセンサーに届きにくく、味覚が鈍った状態です。つまり、口臭がなくなれば、いつもの食事が今まで以上においしく感じられるようになります。
さらに食事を食べ過ぎなくなるというメリットもあります。味覚が鈍っていると、味の濃いものを好みがちですが、そうしたものには塩分や糖分、脂肪分が多く含まれる傾向があり、カロリーも高いのが特徴です。
また、味で満足できないため、必要以上に食べてしまう傾向もあります。実際、肥満の人は味覚が鈍感であるという研究結果も報告されています。口臭をなくすことで、おいしく食事ができて、カロリーオーバーも防ぐことができるというわけです」
(オトナンサー編集部)



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