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見た目は“ツヤ肌”だけど危険! 「ビニール肌」になってしまう人の間違ったスキンケア5つ

ビニール肌は自力で治せる?

Q.ビニール肌になってしまった場合、どうすればいいですか。自力で治すことはできるのでしょうか。

徳永さん「顔に触れるタイミングを少しでも減らしましょう。どうしても触るときは、摩擦が起きないように、優しく触ることが大切です。

一度ビニール肌になってしまうと、回復まで少し時間がかかります。まず洗顔、保湿の見直しを行いましょう。洗顔は『時間をかけず、こすらずに』を意識してください。スキンケアは化粧水とクリームだけにして、あれこれ使うことをいったんやめましょう。可能であれば化粧を薄めにして、落とすときの負担も少なくするのがよいです。これらを実践して1カ月間様子を見るだけでも、肌質の変化に気付くはずです。

既に、肌が敏感になり過ぎて化粧水がピリピリと染みたり、赤くなったり、ニキビができたりしている人は皮膚科を受診しましょう。よりお肌に刺激のない保湿剤や、炎症を鎮める薬を処方してもらえます。

スキンケアをシンプルにして、『乾燥しなくなってきた』『敏感ではなくなってきた』とよい変化がみられ、そこから『もっと丈夫で美しいお肌にしたい』と思った人は、美容皮膚科を受診しましょう。皮膚の修復能力を上げるレーザーや注射などの治療を行うことで、透明感のある肌を早く取り戻すことができます」

(オトナンサー編集部)

【閲覧注意】本当にビニールみたい…ツヤツヤの「ビニール肌」が生々しい

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徳永理恵(とくなが・りえ)

医師(逗子メディスタイルクリニック院長 皮膚科、美容皮膚科、形成外科)

国立東京医科歯科大学医学部を卒業後、同大学形成外科所属。横須賀市立市民病院では美容レーザー外来の立ち上げを行う。都内美容皮膚科勤務を経て、2010年に「逗子メディスタイルクリニック」(神奈川県逗子市)を歯科医の夫と開院。自分自身の美しさを引き出す「美肌プログラム」を提案するなど、自然・健康・美容の街“逗子・葉山”で、生活の一部としての美容医療を啓発する活動をしている。3人の男子の育児にも奮闘中。日本形成外科学会、日本美容皮膚科学会、日本サポーティブケア学会所属。逗子メディスタイルクリニック(https://medi-style.jp/)。

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