【5月23日のマーケット】日経平均3日ぶり反落で1万6654円、“増税延期”期待が後退
5月23日の東京株式市場で、日経平均株価は3営業日ぶりに反落、前営業日比81円75銭安の1万6654円60銭で取引を終了。

5月23日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落、前営業日比81円75銭安の1万6654円60銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストによると、先週のG7財務相・中央銀行総裁会議で各国が財政出動で協調できず、麻生太郎財務相が消費税増税を予定通り実施すると表明したことで、“増税延期”への期待が後退したということです。
また、東京外国為替市場で円高・ドル安が進行し、日経平均の下げ幅は一時、318円に拡大する場面も。ただし、午後に入ると、堅調なアジア株を背景に買い戻しが優勢となり、次第に下げ幅を縮小したということです。
東証1部33業種中、海運、証券・商品先物取引、銀行など10業種が上昇。一方、電気・ガス、鉱業、小売など23業種は下げました。
TOPIX(東証株価指数)は前営業日比4.72ポイント安の1338.68。東京外国為替市場では円が強含み、ドル/円は一時1ドル=109円台半ばまで下落しています。
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