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日本女性が「美白」に憧れ、欧米女性が「小麦色」に憧れる理由

小麦色は「セレブリティー」の証し

 一方、生まれもって色白である欧米人は、美白への関心はほぼゼロ。むしろ「小麦色」の肌に憧れているのです。その理由は、欧米の環境と生活習慣にあります。

「欧米人は夏になると長期休暇を取り、ビーチを含むリゾート地へバカンスに出かけます。日照時間の長い季節に日光浴をしたり、屋外でアクティブに遊んだりして肌を小麦色に焼くことが、生活にゆとりのあるセレブリティーの証しなのです。むしろ日焼けをしていないと『バカンスに行っていない』と肩身の狭い思いをすることすらあります」

 また、比較的緯度の高い欧米諸国は曇りの日が多く、日光に当たる機会が少ないため、欧米の女性は太陽に憧れを持つ傾向があり、日光をたっぷり浴びる方が健康的と考える人が多いそうです。

「白人は元々色素が薄く、日焼けすると肌にメラニン色素が急激に増えるため、シミやそばかすが多く発生しがち。美容面ではデメリットが多いにもかかわらず、彼女たちは日焼けを優先するのです」

 欧米では、小麦色が「リゾートに行く時間とお金のゆとりがある」ことを、日本では、色白が「外で働かなくてもよい環境にいる」ことを意味し、それぞれ「お金持ち」のイメージに結びついています。そこから「美しい肌色」が異なるのは興味深いことですね。

(オトナンサー編集部)

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花岡ふみよ(はなおか・ふみよ)

カラー&イメージコンサルタント、株式会社ラピス代表取締役、ラピスアカデミー校長

人と企業をブランディングするカラー&イメージコンサルタント歴25年。似合う色や第一印象術のイメージコンサルティング実績は1万3000人。企業の色彩戦略コンサルティングやセミナー講演、研修、執筆実績も多数。株式会社ラピス(http://www.lapis234.co.jp/)、ラピスアカデミー(http://www.lapis234.com/)、サロン・ド・ラピス(http://www.lapis234.jp/)。

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