長友佑都、スーパーサイヤ人に! 「金色」にはどんな心理的効果があるのか
スポーツ選手やアーティストが大きなイベントに臨む際に、髪を金髪に染め上げることがしばしばあります。色としての「金」には、どのような心理的効果があるのでしょうか。
サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会のグループリーグ初戦で、南米の強豪コロンビアに奇跡的大勝利を収めた日本代表。その一員である長友佑都選手(DF、ガラタサライ)が大会前、髪の毛を「金髪」に染めたことが話題となりました。また、長友選手の妻で女優の平愛梨さんも金髪になり、SNS上では「愛の証しですね」「気持ちを一つに応援ですね」などのコメントが寄せられました。
“スーパーサイヤ人”として注目を集める長友選手ですが、スポーツ選手のみならず、「気合いを入れる」「士気を高める」目的で金髪にイメチェンするアーティストやタレントは多く、SNS上では「強い気持ちが伝わる」「私も気合い入れたくて金髪にしたことがある」「やる気アップの効果がありそう」など、さまざまな声が上がっています。
オトナンサー編集部では、「金色」が持つ心理効果や印象について、カラー&イメージコンサルタントの花岡ふみよさんに聞きました。
自分を鼓舞して自信をつける効果
Q.色彩心理の観点からみて、金色とはどのような色でしょうか。
花岡さん「ゴールド(金)は貴重で高価な貴金属であることから、古代より、権力者が身に着けたり、建物や住空間に使用したりして『豊かさ』を表現していました。また、貴金属の色でもあり、光り輝く色でもあることから、金色が使用されているものは『特別な存在』の印象を与えます」
Q.髪を金色に染めることは、どのような効果がありますか。
花岡さん「明るく輝く金髪は、人から注目されやすく、自分をポジティブにする効果があります。また、不安を感じている時に自身を鼓舞し自信をつける効果があるほか、達成願望を強く意識づけます」
Q.金色が周囲に与える印象とはどのようなものでしょうか。
花岡さん「金色は、以下のようなプラスイメージとマイナスイメージを持ちます」
【プラスイメージ(+)】
輝き、豪華、きらびやか、リッチ、ゴージャス、豊かさ、お金持ち、裕福、頂点、最高峰、貴重、成功、達成、威厳、高級感、ステイタス、プライド、ブランド
【マイナスイメージ(-)】
成り上がり、いやらしい、下品
Q.日常生活に、金色を効果的に取り入れるポイントがあれば教えてください。
花岡さん「金色は金運や運気をアップする効果もあるとされます。金色の持つエネルギーが必要になったら、金色のアクセサリーなどのアイテムを身に着けるとよいでしょう。インテリアに取り入れると、高級感のある豪華な雰囲気の空間を演出することができます。ただし、まぶしく目が疲れやすい色なので金色の面積は最小限にし、白や黒など他の色と合わせて使うとよいでしょう」
(ライフスタイルチーム)
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