日経平均続落2万110円51銭、米国株やドル/円下落で
6月22日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比28円28銭安の2万110円51銭で取引を終えました。
6月22日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比28円28銭安の2万110円51銭で取引を終えました。
マネースクウェア・ジャパンの根岸慎太郎アナリストによると、前日21日のニューヨーク市場でWTI原油先物が続落、エネルギー関連銘柄を中心に米国株(ダウ工業株30種平均、S&P500)が下落したことや、ドル/円が1ドル=111円台前半へと下落したことが重しとなりました。
東証1部33業種中、ゴム製品、医薬品など13業種が上昇、一方、保険、鉱業など20業種は下落しました。個別銘柄では、東邦亜鉛、ディー・エヌ・エーが買われ、千代田化工建設、横河電機は売られました。
TOPIX(東証株価指数)は前日比1.18ポイント安の1610.38。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=111円00銭台で推移しています。
きょうパウエルFRB理事が発言
きょう22日は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル理事が発言予定で、金融政策の先行きに関して見解が示されるかどうか注目されます。
また、米国の金融規制緩和についての発言があれば、米金融株などが反応する可能性も。FRBの銀行監督責任者である同理事は、22日の上院銀行委員会で主要規制(ボルカールールなど)の修正に支持を表明する予定で、「安全性や健全性を損なうことなく規制に伴う不必要な負担を減らし、ルールを簡素化するべく調整を進めるかどうか検討すべきだ」と提言しています。
(オトナンサー編集部)
コメント