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1200歳の「そうめん」ブーム到来!? 東京、博多…各地に新店が続々

沖縄の食文化と融合し、海を越えたのか

 最近、東京・新宿で、台湾そうめんをメインに出すお店に行ってきました。店の名前は「台湾佐記麺線(ミェンシェン)&台湾バル888」。人気メニューは、台湾の新竹紅麺線を使用した「台湾式煮込みそうめん」です。麺線は、日本のそうめんによく似た台湾独自の細麺のこと。「台湾にそうめんがあるのか」と驚く方も多いことでしょう。

 実は、15年前に台北へ行った際、「阿宗麺線(アーツォン)」という、台湾煮込みそうめんを食べたことがあります。トロッとしたカツオだしに、しっかりと味の染み込んだ豚の大腸と柔らかい麺線の融合は、日本の味とは“煮て”非なる、いや“似て”非なる味わいでした。

 その時、「これは私の故郷の三輪そうめんかもしれない」と直観的に感じました。日本統治時代に、奈良県人が三輪そうめんを台北に持ち込んで、ローカライズ(現地化)させたのではないかと思っています。聞いた話では、三輪そうめんとカツオだし、沖縄の豚文化が台北でチャンプルー(混ざる)した、という説もあるそうです。

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テリー植田(てりー・うえだ)

イベントプロデューサー

東京カルチャーカルチャー・イベントプロデューサー。HANDS EXPO東急プラザ銀座店イベントプロデューサー。和光大学産学連携実践論パートナー。日本ジビエ振興協議会顧問アドバイザー。奈良県桜井市地域ブランド認定推進委員会委員。そうめん研究家ソーメン二郎。ブクブク交換発案者。https://twitter.com/terryueda

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