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透明なのに味がする! 「フレーバーウオーター」が増えている理由

無色透明なのに、フルーツのほのかな風味がある「フレーバーウオーター」が人気です。ミネラルウオーターでもソフトドリンクでもない、フレーバーウオーターが市場に浸透した理由、そして今後の課題について取材しました。

2016年11月発売のフレーバーウオーター「い・ろ・は・す なし」

 見た目は無色透明のミネラルウオーターなのに、口にすると、オレンジやリンゴといったフルーツの香りと味がする「フレーバーウオーター」がここ数年、急激に増えています。フレーバーウオーター人気はなぜ高まり、市場が拡大したのでしょうか。

 オトナンサー編集部では、飲料総研の宮下和浩さんに聞きました。

無色透明で味が薄い「中間的存在」

 そもそも、フレーバーウオーターとは、ミネラルウオーターに果物や野菜、ハーブ、スパイスなどを少量加えて風味づけした飲料のこと。無色透明で、普通のソフトドリンクより味が薄く、ミネラルウオーターとソフトドリンクの中間的存在といえます。

 現在、日本国内で販売されている主なフレーバーウオーターは以下の通りです。

【い・ろ・は・すシリーズ(日本コカ・コーラ)】

 2009年5月18日にミネラルウオーターが発売。フレーバーウオーターとしては2010年7月、温州みかんエキス入りの「い・ろ・は・す みかん」がリリースされたのを皮切りに、リンゴ、アロエ、レモン、トマト、桃、梨など多くの種類が販売されています。地域限定のハスカップ、あまおう(苺)も。

【サントリー天然水シリーズ(サントリー)】 

 2014年4月、ミネラルウオーターの「南アルプスの天然水」をベースに100%有機栽培のオレンジを加えたフレーバーウオーター「南アルプスの天然水&朝摘みオレンジ」が全国で発売。2015年4月以降、乳清(ホエイ)の乳酸菌発酵液をブレンドしてヨーグルト味に仕上げた「南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」「朝摘みグレープ&サントリー天然水」「はちみつレモン&サントリー天然水」がリリース、2017年春には、透明なレモンティー「サントリー天然水 PREMIUM MORNING TEA レモン」が話題でした。

【おいしい水プラス「カルピス」の乳酸菌(アサヒ飲料)】

 2016年7月発売。天然水に「カルピス」の乳酸菌をブレンドし、独自の製法により透明なまま仕上げたフレーバーウオーターで、すっきりと甘ずっぱい風味が特徴です。

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