湯豆腐にサラシア…牛丼3社の「糖質オフ」メニューが持つ魅力とは
外食メニューとして人気の「牛丼」ですが最近、大手チェーン各社が「糖質オフ」に注目した新商品を続々と投入しています。今回は、その概要や魅力についてご紹介します。

「安い・早い・うまい」と三拍子そろった魅力で、老若男女に人気の外食メニュー「牛丼」。しかし、高カロリーであることを理由として、これまで、好きな時に好きなだけ食べることができなかった人も、少なくないはずです。
そんな人にとっての「朗報」となるでしょうか。大手チェーン3社が3月頃から、話題の「糖質オフ」に注目した新商品を開発・販売しています。
そこでオトナンサー編集部では、3社の糖質オフメニューについて調査、その魅力を、料理研究家で管理栄養士の関口絢子さんに取材しました。
すき家は外食チェーン初の「ロカボ商品」
松屋フーズが運営する「松屋」は3月7日から、店舗限定で、定食メニューに50円を追加すると、ライス(並)を「さっぱり塩ダレおろし湯豆腐」に変更できるサービスを開始。ライスに比べて、糖質が約94%オフ、カロリーは約72%オフであるため、ダイエット中の人などに最適といいます。全国73店舗で実施し、持ち帰りはできません。
次はゼンショーホールディングス(HD)の「すき家」です。4月5日から全国1952店舗で、米粉入りのこんにゃく麺を使用した「ロカボ牛麺」(490円)と「ロカボ牛ビビン麺」(590円)を発売。全国展開する外食チェーンでは初の“ロカボ商品”といいます。
同社によると、ロカボとは、一般社団法人食・楽・健康協会が提唱する、緩やかな糖質制限のこと。糖質を1日70~130グラムに制限することで、食後の血糖値の急上昇を抑える食事法です。牛丼(並盛)の炭水化物が108.4グラムであるのに対し、ロカボ牛麺は糖質22グラム、ロカボ牛ビビン麺は28.5グラムです。
吉野家HDが運営する「吉野家」はどうでしょうか。店舗で糖質オフメニューは提供していませんが、3月6日から、インドやスリランカなどでお茶などとして愛飲され、糖の吸収を穏やかにする「サラシア」が1食0.3ミリグラム入った「サラシア入り牛丼の具(サラ牛)」を通販サイトで販売しています。
5袋お試しセット2980円、10袋セット5000円。丼に盛ったご飯の上にかけ、通常の牛丼のように食べます。
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