周囲は不快、本人無自覚? クチャクチャ食べる「クチャラー」は治せる?
トレーニングや矯正で改善可能
Q.クチャラーの中には、自分が不快なそしゃく音を出していることに自覚がなく、クチャラーだと思っていない人も少なくないようです。
園田さん「どんな習慣であっても、大人になったからといって、それが普通なのかそうでないかを自分一人で判断するのはとても難しいと思います。周りの人からの指摘や客観的な意見を得て初めて、自覚できるのではないでしょうか」
Q.クチャラーは治すことが可能でしょうか。
園田さん「自然と口を閉じることができるようになれば、不快な音も漏れにくくなります。大人も子どもも、単純に口の周りの筋肉の衰えが原因であれば、『口輪筋(こうりんきん)』と呼ばれる筋肉のトレーニングを行うことで改善します。
不正常な歯並びやかみ合わせについては、幼少期であれば歯科医院を受診し、矯正装置で歯並びを治せば改善するのか、口周りの筋肉の矯正をすべきなのかなどを診断してもらうことで、改善に向けた策を得られます。
成人であれば、矯正装置で改善する歯並びやかみ合わせなのか、外科的手術の適応があるのかなどで方針が変わりますが、同時に口輪筋のトレーニングも必要でしょう。鼻の疾患がある場合は、ぜひ早めに耳鼻咽喉科の受診をおすすめします」
Q.子どものクチャクチャ癖に悩む親もいるようです。早い時期に矯正するためのポイントとは。
園田さん「まずは、お子さんの鼻の通りや鼻声など鼻に関する異常がないかを確認しましょう。もしあれば、耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。また、歯並びやかみ合わせに異常があったり、口唇の閉じ方が不自然で無理やり閉じられたように引っ張られていたりする場合は、早めに歯科医院を受診すると治療もスムーズに進む可能性があります。
クチャラーは、半分はしつけや癖に原因がありますが、半分は唇を閉じる機能に問題があったり、唇を閉じることを妨げる要因があったりするものなので、ある程度注意をして変化がなければ、歯科医院の受診をおすすめします」
(オトナンサー編集部)

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