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冬は「ダイエット」に適した季節って知ってた? 冬太り解消に不可欠な5つの“鉄則”とは【糖尿病専門医に聞く】

ダイエット時にNGな取り組みとは?

 続いて、冬にダイエットする際のNGの行動について、説明します。

【NGな取り組み】
(1)「冷たい食事」中心のダイエット

夏のような「生野菜サラダだけ」「冷たいスムージー」は、内臓温度を下げ、せっかく上がろうとしている冬の代謝機能を低下させます。温野菜やスープを選びましょう。

(2)極端な糖質カット、断食
反動で過食を招いたり、筋肉量が低下したりして、結果的に太りやすい体になります。

(3)「寒いほど痩せる」と冷えを我慢する
薄着は寒冷刺激で熱産生が増える可能性はありますが、減量の主戦略にするには再現性が低く、体調を崩すリスクもあります。「薄着」はあくまで補助的なものと考えましょう。

(4)翌日の絶食で帳尻合わせ
(2)の「極端な糖質カット、断食」と関連しますが、職場の飲み会などのイベントで食べ過ぎた日の翌日に絶食すると、その反動で次のドカ食いを招く「負のサイクル」に入りやすいため推奨しません。多少食事を減らすのは推奨されますが、絶食は避けた方がよいでしょう。

(5)厚着のしすぎ(室内)
暖房の効いた部屋で過度に厚着をすると、体が「熱を作らなくてもよい」と判断し、熱産生機能がサボってしまいます。寒さを少し感じる程度の薄着や、外気浴も時には有効です。

 このほか、冬特有の「ヘルシーに見えて高カロリーな食事」に注意が必要です。

【意外と高カロリーな料理】
(1)鍋料理の落とし穴

鍋は野菜が取れてヘルシーですが、「スープ」と「シメ」が盲点です。濃厚なゴマだれや豚骨スープ、脂身の多い肉、最後の雑炊や麺(糖質)まで完食すると、カロリーオーバーになります。そこで、水炊きや寄せ鍋などだしベースのものを選び、シメは半量にするか、豆腐やしらたきで代用しましょう。

(2)ミカンのような冬の果物
こたつに入ってミカンなどの果物を無意識に食べてしまいがちですが、果糖も糖質です。食べる量は1日1個までと決めるなど、個数管理を行いましょう。

揚げ物や菓子、酒など摂取カロリーが高くなりやすいものは、摂取量をゼロにするのではなく「週に〇回まで」と頻度を管理してください。またタンパク質や食物繊維が含まれた食べ物、温かい汁物など、満腹になりやすい食べ物を食事の最初に食べ、物理的に満腹感が出るようにしましょう。

 冬は、体の仕組みとして「痩せやすい」ポテンシャルを秘めているということです。「寒さを味方につける」意識で、タンパク質が豊富な温かい料理を食べ、少しでも体を動かすことが、冬太りを防ぐ最短ルートだといいます。さっそく実践してみてはいかがでしょうか。

(オトナンサー編集部)

【要注意】「えっ……!」 これが「実は糖質が多い」野菜です

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澤口達也(さわぐち・たつや)

医師、医学博士 豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック院長

認定内科医として、日々、内科疾患を中心として幅広く診療を行っている。また糖尿病専門医、内分泌内科医として、糖尿病や肥満症、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病、甲状腺疾患などを専門的に診療している。自身でもさまざまな食事療法やトレーニングを実践しており、過去にはアスリートフードマイスターや加圧トレーニングインストラクターの資格を取得。また現在、健康スポーツ医、格闘技イベントでのリングドクターとしても活躍中。豊洲内科・糖尿病/形成・美容外科クリニック(https://sawagucci.com/)。

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