外国人観光客の目当ては「おもてなしの心」ではない!? 最近の日本旅行事情とは
知らない場所に旅行客が押し寄せることも
地元の人ですら知らなかった場所に、外国人が押し寄せるケースもあるようです。
例えば、千葉県君津市の「濃溝(のうみぞ)の滝」は洞窟の中に差し込む光がハート形で幻想的だと、外国人の間で話題になりました。きっかけは、写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿された1枚の写真だったといいます。
齊木さんは「SNSの普及により、こうした例は今後も増えていくのかもしれません」と説明します。
実際、齊木さんの周囲でも「和服を着たい、茶席を体験したい」という外国人が増えているそう。とりわけ、来日経験豊富な人や、少人数のグループから要望が多いようです。彼らに和服を着付けし、和室でお茶を振る舞うと大変喜んでくれるとのこと。表面的な美しさを楽しむだけでなく、彼らは「そこに内在する日本の精神を体験することに、価値を見いだしているのでしょう」。
齊木さんは最後にこう話してくれました。「外国人旅行者のほうが、日本文化の良さを意識しているのかもしれません。私たちも伝統ある日本文化の良さや面白さを再発見し、楽しみたいものですね」。
(オトナンサー編集部)

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