【マーケット展望】日銀は金融政策維持、関心はFOMCや米大統領選に移行?
11月1日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比17円38銭高の1万7442円40銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

11月1日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比17円38銭高の1万7442円40銭で取引を終えました。
今後の展開はどうでしょうか。
マネースクウェア・ジャパンの八代和也アナリストは、今週予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)や9月雇用統計など米国の重要経済イベントと、来週の米大統領選に着目。日銀が、金融政策の現状維持を決めたことで、市場の関心は米国に移るとみられるといいます。
なお今夜には10月の米供給管理協会(ISM)製造業景況指数が発表予定。市場予想は51.7と9月の51.5を若干上回り、景況判断の分かれ目である「50」を超えることが予想されています。
八代さんは「同指数が市場予想を上回れば米景気に対する楽観的な見方が広がり、米国株やドル/円が上昇する可能性があります。ただ米原油先物が足元で下落しており、原油価格の動向にも要注意です」と話しています。
(オトナンサー編集部)
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