酒やドレッシングで「歯が溶ける」!? 冷たいものがキーンとしみる「知覚過敏」を引き起こす“意外な飲食物”
「飲食が楽しめなくなった」人が7割も…
さて、そんな知覚過敏は、放っておくとどうなってしまうのでしょうか。
歯がしみる症状は、適切な口腔(こうくう)ケアによって自然と治っていく人もいますが、放っておくと負のスパイラルを起こし、痛みをより強く感じるようになってしまう人もいます。
突発的かつ一時的に起こる症状であるがゆえに、その症状を重要視せず、歯科医に相談しない人も多いのではないでしょうか。ある調査(※4)によると、知覚過敏が原因で「飲食が楽しめなくなった」と答えた人は70%にも上ります。
しみる症状を引き起こすのは、アイスなどの「冷たい食べ物」だけではありません。実は、「甘い物」を食べることで歯の痛みが生じてしまうこともあります。
歯がしみる症状により、「食べ方に気を付けなければならない」「年を取ったと感じる」など、生活の質(QOL)の低下を感じている人もいます。中には、水を含むだけで不快感や痛みを覚えてしまったり、最悪の場合、歯の神経を抜かなければならなくなってしまったりするケースもあり、早めに適切な対策をすることが重要です。
歯がしみるように…どう対処?
では、歯がしみるようになってしまったら、どのように対処すればよいのでしょうか。
歯がしみるのを感じたら、まずは歯科医の診断を受けることが重要です。自己判断で放置するのではなく、専門家のアドバイスを受けましょう。
次に、適切なセルフケアを行うことも大切です。先述したような酸性の飲食物を取り過ぎないことや、しみる症状に有効な成分が配合された歯磨き剤を使うことが効果的です。
知覚過敏ケアハミガキ「シュミテクト」には、従来製品に配合されている硝酸カリウムに加え、乳酸アルミニウムを新配合した歯磨き剤「シュミテクト プラチナプロテクトEXシリーズ」があります。しみるのを防ぐケア製品を初めて使用する人はもちろん、今までの磨き心地で物足りない人にもお使いいただけます。
残暑厳しい中、冷たいアイスやドリンクをまだまだ楽しむためにも、「もしかして知覚過敏かも?」と思ったら、適切な対策を行ってみてください。
※1)J Dent Res Vol 102(Spec IssB)
※2)Addy M. Int Dent J 2002; 52:367-375.
※3)J Dent Res Vol 102(Spec IssB)
※4)Baker S et al.J Dent Res 2013; 92 (Spec Iss A):
(オトナンサー編集部)
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