「セルフレジ」と店員対応の「通常レジ」、同じ混み具合ならどちらを選ぶ? 2000人に聞いた結果は?
セルフレジと、店員さんが精算まで対応してくれる通常のレジ、両方選べる店の場合、どちらを選ぶ人が多いのでしょうか。2000人に聞くとともに、経営コンサルタントに両者のメリットやデメリットを聞きました。

人手不足などへの対応からスーパーやコンビニで導入が増えているのが「セルフレジ」ですが、便利に思う人がいる半面、慣れないせいか敬遠する人もいるようです。セルフレジと、店員さんが精算まで対応してくれる通常のレジ、両方選べる店の場合、どちらを選ぶ人が多いのでしょうか。2000人に聞くとともに、経営コンサルタントに両者のメリットやデメリットを聞きました。
ほぼ半々、わずかに「通常レジ」優勢

アンケートは8月23日、全国のYahoo! JAPANユーザーを対象に行い、男女2000人から有効回答を得ました。なお、今回は対比を分かりやすくするため、バーコード読み取りなど一部作業を店員が行う「セミセルフレジ」は除外して、「セルフレジ」と「通常のレジ」について、アンケートを実施しました。
まず、「セルフレジと通常のレジ、両方選べる店の場合、どちらを選びますか。混雑度合いはどちらも同じと仮定します」と聞いたところ、「通常のレジ」が50.8%、「セルフレジ」が49.2%と、ほぼ半々ながら、わずかに通常のレジが上回る結果となりました。
続いてそれぞれの理由を聞きました。「通常のレジを選ぶ」と回答した人に理由を聞くと、「セルフレジに慣れていない」が45.2%で最も多く、「レジ係の人がいる方が安心」(32.4%)、「バーコードを探すのが大変」(12.7%)が続きました。「その他」と答えた人に自由記述で理由を書いてもらうと、「セルフレジで、間違えて万引きだと思われたら嫌だから」「たばこを買うため」「アルコールを買うため」「(セルフレジで)後ろに人が並んでいると焦る」といった声がありました。
一方、「セルフレジを選ぶ」と回答した人にも理由を尋ねると、「自分のペースで会計ができる」が53.7%と半数以上を占め、「会計が早く済む」(25.7%)、「レジ係の人に気を使わなくてよい」(14.2%)が続きました。
セルフレジの普及とともにキャッシュレス決済も広がっていますが、全員に「最もよく使う決済方法」を聞いたところ、「現金」が28.0%で最も多かったものの、 クレジットカード(25.9%)、「スマホ決済」(25.7%)、「電子マネー」(20.0%)を合わせると、キャッシュレス決済が7割以上を占める結果となりました。
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