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小日向るり子(こひなた・るりこ)
心理カウンセラー
カウンセリングスペース「フィールマインド」代表。出版社で働きながらボランティアで電話相談員を始めたことが、カウンセリングの世界に入るきっかけに。資格取得後、行政機関でのセクハラ相談員を経て、2012年に独立。2019年4月現在、約3500件の相談実績を持つ。メディア、ネットなどで心理・恋愛系コラムを多数執筆。フィールマインド(http://feel-mind.net/)。
心理カウンセラー
カウンセリングスペース「フィールマインド」代表。出版社で働きながらボランティアで電話相談員を始めたことが、カウンセリングの世界に入るきっかけに。資格取得後、行政機関でのセクハラ相談員を経て、2012年に独立。2019年4月現在、約3500件の相談実績を持つ。メディア、ネットなどで心理・恋愛系コラムを多数執筆。フィールマインド(http://feel-mind.net/)。
怒りの感情は言われるように「自己防衛機制」の一つで、その人にとって大事な生き延びる方法なので、アサーションなでを学ぶ、伝手方(テクニック)を学べばいいだけでなく「怒り」の中にある自分自身をも観る必要があると思っています。もし、それを怠ると表面上はより良いコミュニケーションができるようになるかも知れませんが、最悪には自分自身を失ってしまうかも知れません。またアサーションについては「平久典子(?)」と随分議論したことがありますが、アメリカ文化の中で育まれたテクニックなので、日本でそのまま使うことは問題だと思っています。ご存じのようにアメリカでは「個人の意見や考えは、それぞれに異なるもの」ということが分化の中にあり、其れを前提としているので日本で使う場合は要注意だと思っています。