子どもがテレビやネットの“悪い言動”まねたらどうする? 閲覧禁止は有効?
テレビやネットを禁止すべきか?
Q.もし、子どもが悪い言動を改めない場合、テレビやネットの閲覧を禁止するのは有効なのでしょうか。
佐藤さん「テレビやネット上の発言をそのまま繰り返している場合、それを言うことで何かしらの恩恵を受けていることが多いものです。多くは相手のことを操作できている感覚です。これは子どもに限らず、人は誰でも自分が思ったような反応が得られれば『しめた』『ラッキー』などと思います。
よくあるケースは仲間同士でブームになっていることです。悪い言葉でありながら、仲間内の共通言語になり、互いにその言葉を言い合うことで笑いを取れたり、連帯感を高められたりするため、その言葉を使う動機付けになることが多いです。自分の子どもだけを叱ったところで効果が得られないことが多く、たとえ、テレビやネットを禁止しても、友達のルートで情報が入ってくればあまり効果がないといえます。
小さいうちは親同士で協力し合うのも手だと思いますが、思春期以降はそういう手だてが通用しづらくなります。もちろん、きちんと注意することは大切ですが、飽きてその言葉を使わなくなるのを待つ方が現実的です」
Q.子どもがテレビやインターネットと適度に接するために親ができることはありますか。
佐藤さん「子どもにテレビやネットと適度に接するための自制心を身に付けさせるためには、やはり、幼少期の子育てが重要となります。親が育児に丁寧に関われば、成長してからの逸脱は起こりにくいです。逆に、小さい頃から、子どもに制限なくテレビやネットに触れさせていると、成長してから制御が難しくなるといえます。
つまり、事が起こってから手だてを考えるよりも未然に防ぐ方がおすすめです。先述したように、幼少期から、テレビやネットを見せるときは時間的にも内容的にも子ども任せにせず、まずは親が『○時から○時までの○○という番組はこういう内容だ』という情報を得た上で、子どもに見せることを意識していき、子どものメディアとの付き合い方の土台を育てていくのがよいと思います」
(オトナンサー編集部)

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