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車や家じゃない? 意外と知らない「富裕層」のホントの定義

スポーツ選手や芸能人は富裕層でない

 富裕層の定義はFPによって見解が異なりますが、筆者としては、年間生活費の「5倍以上の純資産」を持つ方が真の富裕層だと考えます。「たとえ年収1億円で派手な生活をしていても、収入が途絶えた途端に借金しか残らない」。プロスポーツ選手や芸能人に多い例ですが、このような人は富裕層ではないのです。

 実際のところ、FPの現場では、先ほどのAさんやBさんのような人もたくさん見かけます。同じ会社に勤務していても、出世頭で高い地位にいるのがAさんタイプ、仕事を淡々とこなしていますが、社内の評価は低いのがBさんタイプということが多いのです。

 人よりも良い家、良い車、良い暮らし――。分かりやすい基準で「富裕層」に分類された人の実際はガタガタで、一見さえない人が「真の富裕層」であることは珍しくありません。「人は見かけによらない」。多くの家計を見ているとそう実感するのです。

(株式会社あおばコンサルティング代表取締役 加藤圭祐)

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加藤圭祐(かとう・けいすけ)

あおばコンサルティング代表取締役、1級FP技能士、宅建士

大手外資系生命保険会社にて11年間、個人・法人のコンサルティング業務に従事。2015年に株式会社あおばコンサルティングを設立。日本初の、チャットでのお金のサービス「みかづきナビ」を開始。現在ではzoomも活用し、FP相談や保険相談で顧客の課題解決に取り組んでいる。みかづきナビ(http://www.mikazuki-navi.jp/)。

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