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リーダーはどうして赤? 戦隊ヒーローの「色」が持つ意味とは

理性的で冷静な「青」、元気で明るい「黄色」

 赤以外で採用されやすい色には、以下のようなイメージがあります。

【青】

 青には理性的で冷静なイメージがあり、サブリーダーに与えられることの多い色です。海や水を連想させる色だけあり、クールで爽快感ある印象の役が多い傾向にあります。

【黄色】 

 元気で明るいイメージの黄色。「ゴレンジャー」のキレンジャーが「カレー好き」である印象がとても強く、食欲旺盛で活発な人物として描かれることも多いそうです。近年は女性戦士の色としても定着しています。

【ピンク】

 ピンクは優しさや愛情、かわいらしさをイメージさせるため女性戦士に多用されます。ただし、近年は青や黄色の女性戦士も増えており、ピンク自体が採用されない作品もあります。

【緑、黒】

 穏やかなキャラクターに多い緑と威厳を備えた黒。どちらも暖色ではないため、この2色の配色は華やかさに欠け、両者の識別も困難であることから、どちらか一方だけ採用されるケースが多いようです。黒は悪のイメージが強い色ですが、1980年代からAV機器に用いられ身近な色として浸透し始めたことから、ヒーローの色にも採用されました。

「青、黄色、緑といった色は公園の遊具などにも使われているため、子どもにとって特に身近で親しみのある色として採用されています。子どもたちの色彩観は長きにわたって、戦隊ヒーロー番組によって潜在意識に刷り込まれているといっても過言ではないのです」(花岡さん)

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花岡ふみよ(はなおか・ふみよ)

カラー&イメージコンサルタント、株式会社ラピス代表取締役、ラピスアカデミー校長

人と企業をブランディングするカラー&イメージコンサルタント歴25年。似合う色や第一印象術のイメージコンサルティング実績は1万3000人。企業の色彩戦略コンサルティングやセミナー講演、研修、執筆実績も多数。株式会社ラピス(http://www.lapis234.co.jp/)、ラピスアカデミー(http://www.lapis234.com/)、サロン・ド・ラピス(http://www.lapis234.jp/)。

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