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そうだったのか! クレヨンや色鉛筆から「肌色」が消えたワケ

多文化国家である米国のクレヨン

 ちなみに米国では、さまざまな人種の人を描けるようにと、8つの「肌の色」を表現したクレヨンが入った「マルチカルチュラル」という商品があるとのこと。「肌の色や文化の違いを認めながら、色の視点から『平等』を教える同商品は多文化国家の米国ならではと言えるでしょう」。

 かつて、肌色に慣れ親しんだ世代が存在する一方、今後は、肌色という色があったことすら知らない世代が増えていくことになりそうです。

(オトナンサー編集部)

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花岡ふみよ(はなおか・ふみよ)

カラー&イメージコンサルタント、株式会社ラピス代表取締役、ラピスアカデミー校長

人と企業をブランディングするカラー&イメージコンサルタント歴25年。似合う色や第一印象術のイメージコンサルティング実績は1万3000人。企業の色彩戦略コンサルティングやセミナー講演、研修、執筆実績も多数。株式会社ラピス(http://www.lapis234.co.jp/)、ラピスアカデミー(http://www.lapis234.com/)、サロン・ド・ラピス(http://www.lapis234.jp/)。

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