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こんなにサラサラ! 固まった「塩」「砂糖」を元に戻すワザ

容器に入れていた「塩」が固まって、いざ料理をしようとしたら穴から出てこない――。このようなご経験、おありではないでしょうか。今回は、固まった調味料を元通りにするテクニックをご紹介します。

塩はしけると固まってしまう…

 容器に入れていた「塩」や「砂糖」などの調味料が、いつの間にか固まって、穴から出てこなくなってしまった――。誰しも一度は、このようなご経験がおありのことでしょう。今回は、固まった調味料の戻し方、そして活用方法について、料理研究家で管理栄養士の関口絢子さんに聞きました。

フードプロセッサーでサラサラに

 関口さんによると、そもそも塩はしけると固まり、砂糖はしけると、溶けてベタついた後に乾燥することで、アメのように固くなります。

 固まった塩は、電子レンジで加熱して水分を蒸発させた後、袋などに入れて綿棒でたたきます。砂糖は、霧吹きで水分を吸わせたら、そのまま10分ほど置いてほぐしましょう。塩も砂糖もフードプロセッサーを使うと、よりサラサラになります。

 それでは、固まった塩や砂糖を“そのまま”活用する方法はあるのでしょうか。

 関口さんによると、塩は水に入れ、煮立てて液状化し、好きなハーブや香味野菜を入れておくと、香りの良い調味料として、サラダの味付けやお肉の下味、炒め物、パスタなどに使えます。塩の重さに対して水は5倍程度。水の一部を酢にしてもよいそうです。

 一方、砂糖は重さの3倍程度の水で煮立てて溶かすと、ガムシロップ状になります。そのまま、シロップとして飲み物や食べ物に使用できます。

(オトナンサー編集部)

関口絢子(せきぐち・あやこ)

料理研究家・管理栄養士・インナービューティースペシャリスト

米国栄養カウンセラー、ヘルスケアプランナー。企業やウェブサイトなどの各種メディアで、レシピやコラム、企画提案などを行う。斬新なアイデアやニーズを捉えた企画が人気を博し、CM用のフードコーディネートやフードスタイリング、商業施設のフードプロデュースなど多岐にわたり活動。「毎日続けられること」をモットーに簡単・おいしい・おしゃれ、かつ美容と健康に直結したレシピを発信。自らの体調不良を食で克服した経験から執筆した著書「キレイになる!フェロモンレシピ」で「食から始めるアンチエイジング」をテーマに、女性が一生輝き続けるための食事法を紹介。セミナーや女性誌の特集で人気を集めている。

■オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/ayako-sekiguchi/
■YouTubeチャンネル「管理栄養士:関口絢子のウェルネスキッチン」(https://www.youtube.com/channel/UC6cZRYwUPyvoeOOb0dqrAug

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