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日本の喪服はどうして「黒」なのか 中韓では「白」も…

戦争によって女性も「黒」を使用

 この時点では、黒い喪服を着るのは男性で、多くの女性は白い喪服を着用していましたが、日清戦争と日露戦争によって葬儀が増えた頃から、女性も黒い喪服を着ることが多くなりました。

 これは、戦争によって葬儀が増えて貸衣装屋の洗濯が間に合わなくなり、汚れの目立つ白ではなく、黒の喪服を貸し出すようになったことから、とされています。また物資不足で白い生地が手に入らなくても、黒い喪服であれば、手持ちの服を染めて作れるメリットもあったそうです。

 ちなみに、現在でも女性が白い喪服を着る地域があるほか、2012年に歌舞伎俳優の中村勘三郎さんの葬儀が東京・築地本願寺で行われた際、妻の中村好江さんが白い喪服を着ていたことが話題になりました。

(オトナンサー編集部)

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花岡ふみよ(はなおか・ふみよ)

カラー&イメージコンサルタント、株式会社ラピス代表取締役、ラピスアカデミー校長

人と企業をブランディングするカラー&イメージコンサルタント歴25年。似合う色や第一印象術のイメージコンサルティング実績は1万3000人。企業の色彩戦略コンサルティングやセミナー講演、研修、執筆実績も多数。株式会社ラピス(http://www.lapis234.co.jp/)、ラピスアカデミー(http://www.lapis234.com/)、サロン・ド・ラピス(http://www.lapis234.jp/)。

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