清水富美加さん出家騒動、「事務所vs教団」交渉はどう進む?
「幸福の科学」への出家を表明している女優の清水富美加さんですが、一部報道によると、所属事務所と教団による交渉が週明け20日以降に再開されます。そこでのポイントは、「契約期間」と「損害賠償」になるようです。

宗教団体「幸福の科学」への出家を表明した女優の清水富美加さんですが、一部スポーツ紙によると、所属事務所のレプロエンタテインメントと教団の弁護士による交渉が20日以降に再開される予定といいます。
交渉のポイントとなるのが、清水さんの「契約期間」について、所属事務所は5月まで、教団は2月末まで、と双方の主張に隔たりがあることとされています。
アディーレ法律事務所の岩沙好幸弁護士によると、契約期間については契約書の記載が最も重要になります。「契約期間が書いてあるのか、中途解約事由としてどのような事項が定められているのかがポイントでしょう」。仮に契約書が作成されていなければ、契約時にどのような合意をしたのかが焦点になるといいます。
二つ目のポイントは、撮影中の映画を清水さんが降板したことによる、「損害賠償」の問題とされています。降板による損害賠償金は1億円超との報道もありますが、このお金は事務所が支払うのでしょうか。
「一般的に損害賠償金は所属事務所やタレントが支払うことが多いです。教団が清水さんに対して不当な関わりを持っていれば、教団に損害賠償を請求することも考えられますが、あまり現実的ではないでしょう」(岩沙さん)
また清水さんには契約期間中のCMがあるといいますが、CMが打ち切られた場合の賠償額は、どのように決まるのでしょうか。
「CMの打ち切りに関する違約金については、契約で基準があらかじめ定められていることもあるでしょうが、表に出てこないため、実際はブラックボックスです。契約料の倍額を違約金として支払うとの情報もありますが、基本的には話し合いであり、打ち切りの時期などによって金額は調整されるでしょう」(同)
(オトナンサー編集部)
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