【マーケット展望】次期米商務長官らが公聴会出席へ、トランプ氏との齟齬どこまで?
1月18日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比80円84銭高の1万8894円37銭で取引を終えました。今後の展開はどうでしょうか。

1月18日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日比80円84銭高の1万8894円37銭で取引を終えました。
今後の展開はどうでしょうか。
マネースクウェア・ジャパンの津田隆光チーフアナリストは、トランプ次期米大統領が米紙のインタビューで「(米企業は)中国と競争できない。ドルが強く、われわれは死にそうな目にあっているからだ」とコメントしたことに注目。当選以来初めて、為替相場に言及したとあってマーケットはネガティブに反応しました。
今後「米中貿易戦争」の激化が懸念されますが、トランプ氏は中国を為替操作国に認定する前に話し合う姿勢も見せており、すぐに米中摩擦に発展することはなさそうです。
きょう18日は次期商務長官に指名されているロス氏が、19日には財務長官に指名されているムニューチン氏が指名承認公聴会に出席予定。津田さんは「ロス氏は『反貿易主義』ではないと主張する見込み。トランプ氏の掲げる保護貿易との齟齬(そご)がどこまで開いているのかに注目です」と話しています。
(オトナンサー編集部)
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