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夏休みに子どもがダラダラ…実は「細かすぎる計画」が逆効果? 生活リズムの上手な立て直し方とは

約束を守らなかったときのペナルティーは必要?

Q.「YouTubeやゲームは1日1時間」という約束を子ども自身に守らせるために、ルールを決める段階で親が仕込んでおくべき「納得感のあるペナルティーの作り方」とは何でしょうか。

鶴原さん「お子さんにとって納得してもらいやすいペナルティーやルール作りを心掛けるときは、家族全員で決める、もしくは家族全員がルールを把握していることが大切です。家族の中で一人一人『怒る、怒らない』の対応が異なると、お子さんは怒られたときに不公平さを感じてしまい、約束を守ろうという気持ちが薄れてしまいます。

さらに、気分で対応を変えるというのもお子さんが混乱しやすくなるので、家族全員がいつでも同じ対応をできるようにすることが望ましいです。

また、ペナルティーの内容として『スマホを取り上げる』『ゲームをさせないようにする』といった内容が一般的かと思いますが、ペナルティーを受ける時間が長すぎても逆効果になる場合があります。

例えば、1回のペナルティーで『夏休みの間ずっとゲームは禁止!』としてしまうと、勉強や家事など『やってもらいたいこと』に対するモチベーションも下がってしまう可能性があるためです。ペナルティーを受けた当日だけゲーム禁止というルールにすると、『明日はルールを守ったらゲームができる』という明確な目標ができるため、自然とルールを守ろうという行動をとりやすくなるんです。

そして、『ルールを守る』というと、どうしてもペナルティーや罰の方に目が行きがちですが、『守れたときに褒める』というルーティンを作ることも重要です。『ルールを守れた』上に『褒めてもらえた』と感じると、達成感や自己肯定感を養うきっかけになります。このようなポジティブな感情を得るためにやるべきことをやろうという原動力になり、継続する習慣が身に付きやすくなるでしょう」

* * *

 緻密すぎるスケジューリングは、かえって子どもの自主性を損なうこともあり得るため、大まかに生活リズムを規定しておく程度でもいいかもしれません。ただし、大幅な軌道修正が必要な場合は、起きる時間を固定化したり、入浴のタイミングを調整したりといった対策を講じるのも手です。

 ルール違反にペナルティーを設定する場合は、翌日以降のモチベーションに悪影響を与えないよう、あくまで短期的なものにとどめましょう。

(オトナンサー編集部)

【画像】「えっ…!?」 これが夏休みの“子どものダラダラ”を招く「NG生活習慣」です!

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鶴原頌太郎(つるはら・しょうたろう)

民間学童ユレカアフタースクール校長

教育アドバイザー。慶應義塾大学で中室牧子教授に師事。新卒でITコンサルティング会社を経て、2018年より株式会社ココピアで精神障害、発達障害の方を対象にした就労支援事業を立ち上げ。2021年9月より民間学童ユレカアフタースクールをスタート。これまでのテスト中心の学習から、グループで答えのない問いに取り組む探究型学習を実践中。自身も共働きで2人の娘を育てる。公式ホームページ(https://eureqa.jp/)。

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