保育園の玄関で子どもが“ギャン泣き”…親がすべきでないNGな別れ方とは
母親の「時間厳守」は大切
さて、夕方は「お迎え」の時間です。「迎えに行く前に、ちょっとコンビニに寄って行こう」「あと少しだけ仕事を片付けておこう」と、ついお迎えに行く時間が遅れてしまうことはありませんか。
親にとっては5~15分のわずかな時間でも、親の迎えを待ちわびている子どもにとっては、長い時間に感じます。
夕方になると、園にポツポツとお迎えの保護者がやってきます。保育園の場合は午後5時、6時など、親の仕事の終了時刻によってお迎えの時間が異なりますが、子どもは時計が読めなくても、「そろそろ自分の親が迎えに来る」と分かっています。保育士が帰りの身支度をし始めたり、連絡帳をバッグに入れたりする“雰囲気”で察するからです。
ところが、お迎えが遅れるとき、園に連絡を入れないと子どもは不安になります。保育士が「ママまだ来ないね」「遅いね」と、うっかり口にしようものなら尚更(なおさら)です。遅れるときは必ず連絡を入れ、子どもにも伝えてもらいましょう。
長い休みの後は泣く
土日の休みを挟んだ週明けの月曜日や、ゴールデンウイークや盆休みなどの連休明けも、お別れ時に泣いている子が結構多いです。家にいた時間が長いことによるものなので、これも自然なことです。5月ごろになり、ようやく泣くのが収まっても、夏休み明けにはまた泣いてしまうかもしれません。
子どもにとっては、それだけ、家がとても居心地のよいオアシスなのでしょう。そんな家庭をつくることができている自分を褒めると同時に、「子ども=長期休暇明けは泣くもの」と思っておきましょう。
人見知りする子/しない子など、子どもはそれぞれ気質や性格が異なります。その中で、知らない場所、知らない人にいきなり預けられたとき、笑って喜んでいる子どももいる一方、そうではない子もたくさんいます。いずれにせよ、親の姿がなくても子どもが安心していられるのは、子どもの心に“親が内在化”しているからです。
泣いている子どもに対し、適切でない対応をしてしまうと「ママは永遠に迎えに来ないかもしれない」と不安になり、かえって“ギャン泣き”する期間が長くなってしまいかねません。園の玄関での接し方に気を付けて、上手に「バイバイ」できるようにしたいものですね。
(子育て本著者・講演家 立石美津子)



コメント