子どもが身を守れるように…「こども六法」出版の大学院生、動機はいじめに遭った過去
すべての子どもが読めるように
いじめ問題について一つの成果を残した山崎さんですが、「出版」といっても、印刷版400部と電子版。読める人は限られています。
「『こども六法』を多くの子どもたちに届けたい。できれば、全国の子どもたちに」
法律書を数多く出している出版社に相談し、デザイナーやイラストレーターの協力を仰ぐことができました。資金は友人に勧められてクラウドファンディングを開始。そのサイトで自身のいじめ体験も打ち明け、300人以上の協力を得て、当初の目標を超える170万円超の資金が集まりました。
初版は5000部。1200円程度の価格で、今年秋の出版を目指しています。ただ、本当の目標は、全国のすべての小中学校に1冊以上置いてもらうことです。
「本当は『1つの教室に1冊』が理想ですが、かなりの冊数になるので、まずは『1校に1冊』を実現したいんです。中学1年の僕が図書室で六法全書に出合ったように、一人でも多くの子どもの目に留まるように」
小学生時代のつらい記憶に、今も悩まされることがあるという山崎さん。「あの頃、死んでいたら楽だったのではと思うことが、実は今もあります」と打ち明け、大人に助けを求められなかった頃の自分の姿を、現在の子どもたちに重ね合わせます。
「『12歳の自分』のように、今いじめられている子どもが『自分が今やられていることはおかしいんだ』と気付いてほしい。『守ってください』と大人に助けを求められるようになってほしい。その力になれればと思っています」
(オトナンサー編集部)
こども六法、私は大人ですが、とても興味があります。
私も小学生の時に一時期、いじめが原因で、不登校児童でした。でも、確かにあの時、自分の身を守るために自分が出来ることが何かなど、考える余地も、それを考えるように導く大人もいませんでした。
子供だって、大人と同じように悩み、苦しむことがあるんですよね!
自分を守るために戦う、それは暴力等ではなく、法律という正当な根拠を持って。
ますが私も一冊、欲しいですが、購入のための手段を知りたいです。
「全国の学校に1冊、目標は各教室に1冊」ということですが、職員室の全教員の机にも1冊置かれると良いです。出版が待たれます。