もはや虐待? 「受動喫煙」が子どもに与える影響と、喫煙者の親が心得ておくべきこと
「虐待」の一種と考えて
Q.結局、自宅で子どもへの受動喫煙を防ぐためには、禁煙するしか方法はないのですか。
加治さん「子どもの受動喫煙を防ぐためには、禁煙するしか方法はありません。現在では、ニコチンガムやニコチンパッチ、あるいは内服薬などの『禁煙補助薬』を使って比較的楽に禁煙できる方法があります。また、医療機関では保険診療で禁煙治療を受けることもできるので、お子さんのため、ご自分のため、ぜひ禁煙に挑戦していただきたいと思います」
Q.子どもの受動喫煙を防ぐ手段として、条例による強制もあり得ますが、「家庭まで監視するのか」という声もあり、東京都や大阪府の条例に罰則規定はありません。こうした条例が、子どもの受動喫煙を防ぐことにつながると思いますか。
加治さん「受動喫煙は、子どもの身体や脳を傷つけることから、最近では『子どもの受動喫煙は虐待の一種だ』という考え方が強くなってきています。子どもたちを虐待から守るためには、法律や条例が家庭内に踏み込むこともやむを得ないのではないでしょうか。
もちろん、喫煙している親御さんは、子どもを虐待してやろうなどとは思っておられないでしょう。しかし、実態は、受動喫煙させられている子どもたちは身体や脳を傷つけられ、場合によっては命さえ奪われており、虐待と言っても過言ではありません。
ただ、いきなり罰則を設けて規制することは現実的ではないと思われるので、まず子どもの受動喫煙の恐ろしさについて親御さんに知っていただき、親御さんに受動喫煙防止の意識を持っていただくために、条例の制定は大きな意義があると思います」
Q.国でも、受動喫煙の対策は行われそうですか。
加治さん「国でも、2020年4月に健康増進法改正があり、飲食店も含めて多数の人が利用する施設は禁煙化が進むと思われます。しかし、法律や条例で決められているからというだけでなく、『子どもたちが育つ環境から、たばこの煙をなくそう』という意識を大人全員が持ってほしいと思います。子どもを大切にしない国に未来はありません」
(オトナンサー編集部)
周りの大人が吸いまくり、自分吸ってきたが何の病気もしていません。
世間もこのブログも何を気にしてんの?