妻と不倫相手の子を“自分の子”として育てることにした、36歳男性の決断(下)
妻が自分とは別の男の子どもを妊娠したとき、夫はどのような決断を下すのでしょうか。今回は、出産を認め、父親になる覚悟をした36歳男性のケースを紹介します。

妻が妊娠した、不倫相手の男性の子どもを認め、夫婦の子として育てることを決断した36歳男性のケース。後編の今回は、不倫相手が離婚に踏み切る様子がないことからピンチに陥った妻に、夫が救いの手を差し伸べます。
妻の相手は同じ病院に勤める医師
そもそも、妻と彼はどのように知り合ったのでしょうか。妻は大学病院に勤める看護師。そして、彼は同じ病院、同じ科の医師だったのですが、「彼は尊敬できる医師の一人だったわ」と妻は言います。妻も彼も24時間、緊迫した中で仕事をする日々で、共通の話題はだいたい仕事の話。
一日を振り返って「あれでよかったのか」「こうすればよかったのではないか」とお互いに愚痴をこぼしているうちに、恋愛感情が生まれたそうです。
仕事の愚痴を嫌な顔をせずに聞いてくれて、体力的、精神的につらいときは、いつも優しい言葉をかけてくれるので、彼の存在は「心の支え」だったと妻は言います。「緊迫した空気から抜け出したときに、ホッとできる時間が欲しかったの。でも、初めは既婚の人と付き合うつもりなんて全くなかったし、こんなに長い間、関係が続くとは思わなかったから…」。
妻はそんなふうに弁明しますが、彼との関係を途中でやめようとは思わなかったのでしょうか。
「私だって一人の女性でしょ。しょうがなく結婚したあんたより、心から愛する人と一緒になりたいって思ったの。幸せになりたいって! まあ、あんたと離婚するのは望むところだし」
彼にとって自分が「彼女」なのか、それとも「愛人」なのか…妻は彼の気持ちが分からなかったといいます。彼との愛が本物だという証し…それが子どもの存在だと思い、いつも基礎体温をチェックしてチャンスをうかがっていたそうです。「本当に好きな人の子どもが欲しいと思ったの」。妻はそう振り返ります。
「俺は離婚に反対だよ。体が丈夫ではないお前が1人きりで育てるのは無理なんじゃないかな。周囲の協力がないと子どもを育てられないことは分かっているだろ」
健さんはそんなふうに妻を諭し、無理に出産すれば離婚もやむなしと伝えたのです。
「最初から子どもを産もうと決めていたの。だって、望んでできた子だったから。そのときは彼のことが好きだったし、子どもは大好きだからうれしかった。女の人は結構、そう思っている人は多いんじゃないかしら。あんた(健さん)のように男は無責任だけれど、女は純粋だから」
やはり、夫のアドバイスを真に受けるような妻ではなく、どんな犠牲を払っても産みたいと言い張ったのです。「このままじゃ不幸になるんじゃないか。子どもを産んだのはいいけれど、援助もなく、金もなく、働くことができず、途方に暮れても知らないぞ。人生をやり直せなくなるぞ」。そんなふうに健さんが念押ししても妻の決意は固すぎて、のれんに腕押しでした。
いい加減目を醒ませ。私からするととんでもない女だ。まだ36歳。あなたを求める心優しい女は、必ずいる。そんなもんとこの先一緒にいたって幸せには、なれない。本当にあなたを思ってくれる女性と新たな人生を歩んで下さい。
この話は作り話っぽいですが…
いまどきの主婦は皆んな、彼氏や遊び相手位いますよ。
より良い遺伝子が欲しいと思うのは本能なんだから仕方ないでしょ?
夫側が愛情を持って入れば、DNAなんか関係あるんですかね。
最近は男尊女卑の男性が増えてきてしまってる感じですね。
主婦だって女性ですよ?自由恋愛の権利くらい有りますから!