「俺も、やっちゃってるんです」 妻の不倫を知りながら“おあいこ不倫”する夫…実話から探る《妻が不倫しやすい夫婦》の傾向
「不倫をする夫婦には傾向がある」。1万組超の夫婦を見てきた“不倫は絶対反対派”の専門家が、不倫をする夫婦の実話から「妻が不倫をしやすい夫婦」の特徴をひも解きます。

不倫問題は、なぜニュースになり、注目度が異様に高いのか。芸能人や政治家だけでなく、自分の周りにいる一般人の不倫案件も、お茶飲みトークのネタになりやすいものです。
他人の色恋は、小説やドラマのように、展開や結末を勝手に予想できるから興奮するのでしょうか。私も小説を書くので、参考のために、不倫案件は深掘りしながら読んでしまいます。
「発覚したらいろんなものを失うのに、バカだよね」と部外者エリアで意見を述べていても、不倫とは恐ろしいもので、ある日突如、道に開いていた穴に落ちるように始まってしまう……という表現を、経験者から幾度となく聞いています。「私だけは絶対にない」「うちの夫(妻)が、するわけない」という言葉が宙に舞う――。人の心はうつろうものだと、不倫相談を受けるたびに感じています。
1万組を超える夫婦を見てきた専門家として、「不倫をする夫婦」には、うっすらですがいくつかの傾向があるように思います。今回は「妻が不倫をしやすい夫婦の傾向」についてご紹介します。
妻が「外に“夫以外の異性”を求める状態」とは
まず、妻が不倫をするきっかけをまとめてみます。
【(1)コミュニケーション不足による寂しさ】
夫婦間における「中身のある会話がない」「話が平行状態」「気のない返事」、あるいは「無視」。「どうでもいい」と感じながらする会話は、コミュニケーションとは言えません。そんな二人だと日常的な孤独感が蓄積し、自分の話をコミットして聞いてくれる他者に心の安らぎを求めます。
【(2)「女性」を無視する向き合い方】
明らかに妻側が家事や育児に時間を割くのに、夫が「当然」という態度を取っているケースです。「ありがとう」の言葉もなく、むしろ小言を言う。「当然」感しか醸し出さないでいると、妻は「お手伝いさん」や「母親」でしかないと自虐傾向になります。そして、自分を「女性」として認め、褒め、リスペクトしてくれる存在にひかれます。セックスレス傾向も強いです。
【(3)ストレスと孤立感】
ワンオペ育児や仕事、家事による極度のストレスを感じたり、「周りもワーキングマザーなので、自分も頑張らなければ」と愚痴を言わずに頑張ろうとするも、夫のサポートが得られず、家庭内で孤立していると感じたり……そうすると「このつらさを癒やして」と、優しく接してくれる他者にストレス解消を求める傾向になります。
さらに、不倫が起こる「夫婦の関係性の特徴」としては、以下が挙げられます。
【セックスレス】
スキンシップ、軽いキス、触れ合いの欠如は精神的な距離感を強め、「女性として認めてもらえない」という感覚を生みます。性的欲求が高い女性の場合、夜の営みそのものがないと欲求を持て余してメンタル不調に。セックスレス夫への憎しみに変化します。
【日常のマンネリ化】
安定した生活が「退屈」に感じられるも、ルーティン化した日々を今さら変えようとしない夫婦の場合、妻は恋愛初期のような「ドキドキ感」や刺激を外部に求めます。
【会話の質の低下】
「ありがとう」「お疲れさま」「今日、元気ないね」という感謝ワード、ねぎらいワードがなくなり、連絡事項のみの会話になると、感情の共有が失われている状態です。“能面夫婦”と私は呼んでいます。
【夫の無関心・見下し】
妻の気分、体調のみならず、髪形や服装の変化にすら気が付かない“無関心夫”。妻を尊重しないモラハラ的言動により、妻の気持ちは徐々にろう人形のように固まり、溶かしてくれる温かな“誰か”を無意識に求めます。
私は「夫婦間であっても非日常を大切にして、お互いを異性として接する機会をつくる努力を怠るな」と提案しています。妻の努力も欠かせないものですが、もし夫が、妻のその努力に気付けず、先述のような状態であった場合、妻は外に「夫以外の異性」を求めてしまいます。意識的に求める人と、そうでない人がいます。後者が「歩いていて突然、穴に落ちる」人です。







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