「俺も、やっちゃってるんです」 妻の不倫を知りながら“おあいこ不倫”する夫…実話から探る《妻が不倫しやすい夫婦》の傾向
「不倫をさせない」よりも大切なこと
秀樹さん(33歳、仮名)と、妻のみのりさん(33歳、仮名)は20代前半に結婚し、2人の男の子がいます。家族はとても仲が良くて、よく家族で野球観戦などのお出かけをしています。実家に子どもを預けてデートをすることも。
しかし意外にも、みのりさんの不倫が発覚。家族のグループLINEに、彼氏に送るはずのメッセージを間違えて投下してしまったのです。
「その日は、みのりの大学時代のサークル会でした。1年前くらいに久々に集まってから、頻繁にみんなで会うようになっていて、朝帰りも多かった。『未婚友達の家に泊めてもらってる』と言っていましたが、何となく、不倫しているんだろうなってにおっていました。
俺も、やっちゃってるんです。3年前に俺の不倫がバレてから完全にセックスレスになっていて、一緒にいるのは楽しいんですけど、もはや親友って感じで。
女としてってより、母さんって感じが強い。それについて、みのりから何か言われたことはない。“野球好きの明るい母ちゃん”キャラですから。
子どもたちもいる家族のグループLINEに『早く会いたいな』とか送ってきたんで、まずいと思って、すぐに電話して『間違えてるよ』って言ってやった。妻は謝りましたが、男との関係を切るつもりはないって。俺のことはもう男として見られないって、きっぱり。俺もだよ! ってことですが。
子どもはまだ小さいし、『無理に離婚する必要ないよね』で意見が一致して、今も同じ部屋で寝ています。内緒ですが、自分も不倫相手と続いているので、おあいこなんです。子どもが大きくなったら考えようということになりました」
当事者同士が納得し、それで家庭円満。子どもにも迷惑がかからないのであれば、第三者がやいのやいの言うこともありません。
個々の家族の形があるのだ、ということになります。ただ、相手も家族がある場合であれば話は違ってきます。当事者夫婦だけの問題ではなくなるからです。そして、これが一番大変な事態に発展するのですが、相手が「離婚して、自分と一緒になってくれ」と迫る流れです。こう考えると、秀樹さん夫婦だけがハッピーでは終わらないということです。それは秀樹さんに伝えました。
私は、不倫は絶対反対派です。誰も傷つけない不倫関係など存在しないから。
大切なのは「不倫をさせないこと」ではなく、「不倫を必要としない夫婦関係を築くこと」です。パートナーを尊重し、日々、小さな会話を積み重ねること。そして、セクシャルな関係性をキープすること。相手を「異性」として見つめることを意識してください。妻の不倫相手は、ただ優しく妻の話に相づちを打つだけでなく、妻の心と体に「女性としての快」を存分に与えています。寝盗られない関係性を構築するのは今日からです。
(「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美)







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